アーカイブ:2018年 4月
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業界初、日米欧のV2X車載機器の物理層測定と日本方式のテスト項目評価を実現――アンリツ、車車間通信を効率よく評価できるソフトを発売
アンリツは2018年4月12日、「V2X 802.11p測定・解析ソフトウェア MX727000A」のオプションとして、「RF Parametric Test MX727010A」「V2X Message日本方式コンフォ…詳細を見る -
世界需要の数百年分に相当するレアアースを南鳥島周辺海域で発見――レアアース濃集鉱物を効率よく回収する技術も確立
早稲田大学、東京大学の研究チームは2018年4月12日、千葉工業大学、海洋研究開発機構、東亜建設工業、太平洋セメント、東京工業大学、神戸大学と共同で、東京都の小笠原諸島・南鳥島周辺海域に世界需要の数百年分に相当する莫大な…詳細を見る -
フロー型マイクロ波合成装置で有機材料の高効率合成が可能に――産総研など、低極性溶媒でも加熱高温化を可能とした連続合成装置を開発
産業技術総合研究所(産総研)は2018年4月12日、サイダ・FDSと共同で、以前より両者で共同開発してきたフロー型のマイクロ波加熱装置を改良し、トルエンやキシレンなどの低極性溶媒でも加熱高温化を可能とした連続合成装置を開…詳細を見る -
グラフェンナノフレークに特殊な量子干渉を発見――スピントロニクスデバイスへの応用も
イタリアのScuola Internazionale Superiore di Studi Avanzati(SISSA)のMassimo Capone研究員らの研究グループは、六角形のナノ構造を持つグラフェンフレーク(…詳細を見る -
情報量は宇宙トンネルの断面積――京大、ミクロな情報量を計算する新たな幾何学的公式を発見
京都大学は2018年4月11日、量子ビット(量子情報の基本単位)の「Entanglement of Purification」(純粋化量子もつれ)と呼ばれる情報量を計算する新しい幾何学的公式を発見したと発表した。公式は「…詳細を見る -
50%の消費電力で4倍の処理速度――7nmプロセスを使用したビットコインマイニング専用ASICチップ
TRIPLE-1は2018年4月11日、7nmプロセス技術を使った仮想通貨ビットコイン用のマイニング向けASICチップ「KAMIKAZE」をテープアウト(半導体製造工程における設計完了)したと発表した。2018年8月にサ…詳細を見る -
繊維径20μmでも高い耐摩耗性――高性能液晶ポリエステルモノフィラメントを開発 東レ
東レは2018年4月11日、繊維径20μmという細繊度でありながら、高い耐摩耗性を実現した高性能液晶ポリエステル(LCP)モノフィラメントを開発し、その製糸技術を確立したと発表した。高い強度や弾性率といったLCP繊維の優…詳細を見る -
深く考え続けることで生み出す「発想」。人と違う発想こそがエンジニアとしての存在価値——メイテックフィルダーズ 小倉剛氏
製造業の設計開発部門からの多様なニーズに応えるプロのエンジニアを派遣するメイテックフィルダーズ。機械設計エンジニアの小倉剛氏は、技術力もさることながら、人とは異なる発想を提案できる貴重なエンジニアである。約30年のキャリ…詳細を見る -
ダ・ヴィンチのスケッチは正しかった? 量子乱流のユニークな構造を発見
大阪市立大学と慶應義塾大学は2018年4月10日、極低温状態で発生する量子乱流の発達に伴い、常流体の速度分布が大きく変形することを発見したと発表した。 乱流の発生メカニズムや特徴について、理学や工学などの分野で数多…詳細を見る -
物理学の未解決問題を解くカギになるかーー偏光した電磁場が電子に与える影響、OISTが実験で確認
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年4月10日、二次元平面上の電流を測定し、さらにマイクロ波の偏光を変化させることで偏光が電子の動きに影響を及ぼすことを示したと発表した。今回の発見が「偏光した電磁波の影響を受け…詳細を見る