カテゴリー:技術ニュース
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オランダのエンジニアが沼から回収したメタンで走るオートバイを開発
オランダのエンジニアであるGijs Schalkx氏は、沼から採取したメタンで走るモペッド(ペダル付オートバイ)「Slootmotor」を開発した。 Slootmotorは、特別な技術や装置を必要とせず、最小限の道…詳細を見る -
米国防総省、敵のミサイルを撃墜するナノサテライトを試験
米ミサイル防衛局(MDA)は2021年6月30日、カリフォルニア州モハーヴェ航空宇宙港からナノサテライト(超小型衛星)「CubeSat」2機を地球低軌道へ打ち上げ、ミサイル防衛技術に関する重要な実証試験を開始した。 …詳細を見る -
モジュール式の竹製家具が製作できる3Dプリントのコネクタ――宇宙での利用にも期待
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の卒業生、Romain van Wassenhove氏は、木材に比べて持続可能性のメリットが大きい竹を、ヨーロッパの産業に取り込もうとしている。 同氏は土木工学の修士研究の…詳細を見る -
カーボンナノチューブファイバーにより高効率で温度差を電気エネルギーに変換 東京都立大学と米ライス大学
東京都立大学は2021年8月17日、同大学大学院理学研究科の柳和宏教授と米ライス大学の河野淳一郎教授、Matteo Pasquali教授らの研究チームが、カーボンナノチューブファイバーを用いることで温度差から高効率に電気…詳細を見る -
数分で海水から99.9%の塩を除去するナノファイバーメンブレン
WHOによると、世界で7億8500万人以上の人が清潔な飲料水を入手できていないという。人間の生活に必要な淡水は地球上の全水量の2.5%に過ぎず、地球表面の70%以上を覆っている海水は利用できないのが現状だ。 研究者…詳細を見る -
室温付近の熱電変換効率を2倍にする熱電材料を開発――室温廃熱の有効活用に期待 大阪府立大学ら
大阪府立大学は2021年8月12日、近畿大学工業高等専門学校および高輝度光科学研究センターと共同で、テルル化ゲルマニウム(GeTe)の電子構造を精密制御することで、室温付近の熱電変換効率を既存材料の最大2倍にまで増大させ…詳細を見る -
太陽光と微生物を使って空気から作り出す食用「単細胞タンパク質」――大豆より10倍収穫量が多いという試算
ドイツのマックスプランク分子植物生理学研究所(MPI-MP)の研究チームは、人口増加に伴う自然破壊や食料危機への対策として、太陽光と微生物を使って空気から作り出す「単細胞タンパク質(SCP)」の実用性を見積もった。大豆な…詳細を見る -
電動パワーボートの速度記録に挑戦するカタマランボート「Fulgura I」
電動船外機の製造販売を手掛けるカナダの「Vision Marine Technologies」は2021年6月15日、米フロリダのパワーボートビルダー「Hellkats Powerboats」とパートナーシップを結び、電…詳細を見る -
リチウム固体電解質界面での電気二重層効果の定量評価に成功 東京理科大ら
東京理科大学理学部と物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(WPI-MANA)らの研究グループは、2021年8月11日、電界効果トランジスタの仕組みを応用した新手法を開発し、これまで困難だった固体電解質での…詳細を見る -
脳のシナプスのようなメモリスティブな振る舞いを持つ新規材料を発見 岡山大
岡山大学の研究グループは2021年8月11日、カーボンナノチューブ(CNT)に六方晶窒化ホウ素(hBN)を合成した材料である一次元hBN/CNTヘテロ構造の大規模集合化(バルクスケール化)に成功したと発表した。その新規材…詳細を見る