カテゴリー:技術ニュース
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ウェアラブルなスマートデバイス向けプリンテッドエレクトロニクスを考察する
ウェアラブルデバイスの飛躍的な普及に伴い、フレキシブルな蓄電デバイスの需要が急増している。その中でも、柔軟な電気二重層コンデンサ(フレキシブルスーパーキャパシタ:FSC)は、軽量で安全性が高く、他とのデバイスとの統合が容…詳細を見る -
過去最高の熱電変換性能指数を示す環境にやさしい熱電材料を開発 宮崎大学ら
宮崎大学は2021年7月28日、同大学の研究グループがユタ大学、トヨタ自動車との共同研究で、身の回りの熱を効率よく電気に変換する環境にやさしいCu2ZnSnS4(CZTS)熱電材料の開発に成功したと発表した。有毒な元素や…詳細を見る -
燃料消費を70%削減――SE Aeronauticsの3翼ジャンボジェット「SE200」
航空機産業において、ワイドボディ旅客機の設計は過去数十年にわたり大きく変わることはなかったが、これに大きな変革をもたらすかもしれない革新的航空機デザインが、アメリカの「SE Aeronautics」から発表されている。 …詳細を見る -
ナノカーボン微粒子による発電方法を開発――有機溶媒との相互作用を利用
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、粉砕したカーボンナノチューブ(CNT)が周囲の有機溶媒と相互作用することで電流を発生させる方法を発見した。研究成果は、化学反応促進用リアクターや、マイクロまたはナノスケー…詳細を見る -
脱水剤なしで常圧二酸化炭素からプラスチックを直接合成できる触媒プロセスを開発 東北大学ら
東北大学は2021年7月27日、同大学と大阪市立大学、日本製鉄の研究チームが、脱水剤を使用せずに常圧二酸化炭素からプラスチックを直接合成できる触媒プロセスを開発したと発表した。 二酸化炭素を有用な化学品に変換する手…詳細を見る -
イタリアで走行中のEVにワイヤレス充電できる高速道路の建設計画が浮上
イスラエルのElectReonは2021年5月18日、イタリアで開催される「Arena of the Future」プロジェクトへの参加を発表した。同プロジェクトでは、ElectReonのワイヤレス充電技術を統合し、高速…詳細を見る -
原子核の「核スピン」による熱発電の実証に成功――スピントロニクス技術の利用で極低温まで適用できる熱電変換の可能性に期待 東北大学ら
東北大学は2021年7月26日、東京大学、岩手大学と共同で、原子核の自転運動「核スピン」による熱発電を実証したと発表した。 環境の温度差から電気を作る熱電変換現象を活用した発電は、次世代のクリーンエネルギー技術の基…詳細を見る -
“修理する権利”を確立する法案を、ニューヨーク州議会上院が初めて可決
米ニューヨーク州議会上院は2021年6月10日、修理する権利を確立する法案、「デジタル公正修理法(Digital Fair Repair Act)」を51対12で可決した。同法案は、これまでメーカーが独占的に扱ってきた電…詳細を見る -
独MAHLEが磁石レスで高効率、メンテナンスフリーのモーターを開発
ドイツの自動車部品メーカーMAHLEは、希土類を必要としない新しいタイプのモーターを開発している。希土類を使わないことで、より環境に配慮した生産が可能になるだけでなく、コストやリソースのセキュリティ面でもメリットがある。…詳細を見る -
ヘテロナノグラフェン構造を用い高効率/狭帯域の有機EL用青色蛍光体を開発 九州大学ら
茨城大学や九州大学、京都大学の研究グループは2021年7月21日、硫黄原子を導入した有機ホウ素化合物を活用して、優れた発光効率と色純度を持つ有機EL用の青色蛍光体の開発に成功したと発表した。この成果は、2021年7月15…詳細を見る