カテゴリー:技術ニュース
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熱力学のアナロジーで、磁気ノズル中で膨張するプラズマの電子冷却過程を説明――宇宙プラズマ推進器の開発/性能向上につながる大きな知見 東北大ら
東北大学大学院工学研究科の高橋和貴准教授ら研究グループは2020年10月28日、オーストラリア国立大学と共同で、発散する磁場構造(磁気ノズル)中で膨張するプラズマから電場を排除することにより、電子が磁気ノズルのみと相互作…詳細を見る -
MIT、開発中の新型コロナウイルス検査法を改良――ウイルス濃縮過程を組み込み感度も向上
米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、2020年9月17日、新型コロナウイルス検査法「STOPCovid」の改良バージョンについて公表した。研究成果は『The New England Journal of Medici…詳細を見る -
コロイドダイヤモンドを製造する手法を発見
米ニューヨーク大学(NYU)タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングは、2020年9月23日、商業規模でも利用できる可能性を持つコロイドダイヤモンドを安価に製造する新しい手法を考案したと発表した。研究成果は、『Natu…詳細を見る -
14cmのカーボンナノチューブフォレストの成長に成功――CNTの新用途や低コスト化に寄与 早稲田大学と静岡大学
早稲田大学は2020年10月21日、同大学理工学術院総合研究所と静岡大学工学部電子物質科学科の共同研究チームが、14cmのカーボンナノチューブ(以下、CNT)フォレストの成長に成功したと発表した。CNTの新用途の可能性や…詳細を見る -
バイオマス資源を用いた赤外光を通す高分子材料を開発――低コストで成形が容易、レンズ駆動の簡素化にも寄与 筑波大と産総研
筑波大学は2020年10月23日、同大学数理物質系エネルギー物質科学研究センターと産業技術総合研究所センシングシステム研究センターとの研究チームが、藻類オイルや植物由来の精油成分、余剰資源の硫黄を用いて、赤外光透過性とゴ…詳細を見る -
腕を振るだけで決済が完了する、パームスキャナー「Amazon One」
Amazonは2020年9月29日、手をかざすだけで店舗での支払いや、職場への入場がコンタクトレスでできる本人確認サービス「Amazon One」を発表し、シアトルにある「Amazon Go」の2店舗に導入した。 …詳細を見る -
酸化チタン薄膜を活用した結晶シリコン太陽電池の高効率化に成功――20%を超える変換効率を実証 産総研
産業技術総合研究所(産総研)は2020年10月22日、独フラウンホーファー研究機構太陽エネルギーシステム研究所と共同で、酸化チタン薄膜が結晶シリコンの表面欠陥を不活性化し、正孔を選択的に取り出すことで、シリコン太陽電池の…詳細を見る -
EVを進化させる新たな高導電性複合材料を開発――カーボンナノチューブで銅線の電流容量を増大
オークリッジ国立研究所(ORNL)の研究チームが、銅線の電流容量を増大する、カーボンナノチューブ(CNT:Carbon Nano Tube)と銅マトリックスから構成される複合材料を開発した。同等の電気抵抗で、より大きな電…詳細を見る -
ナノ流体を用いた高効率の石油回収技術を開発――粘度の高い重質油も回収できる
ヒューストン大学の研究者チームは、安価で毒性のないナノ流体を用いて、貯留層から粘度の高い重質油でも効率的に回収できる方法を実証した。家庭用ミキサーを用いて市販のナトリウムから作製したナノ流体は、40万cP(センチポアズ)…詳細を見る -
エアバス、水素燃料を用いるゼロエミッション航空機のコンセプトモデルを発表――2035年までの実用化を目指す
エアバスは、2020年9月21日、水素を燃料とする世界初のゼロエミッション民間航空機のコンセプトモデルを3種類発表した。同社は、航空機業界全体の脱炭素化を先導しようとしており、2035年までにゼロエミッション航空機の就航…詳細を見る