カテゴリー:技術ニュース
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レーザー表面加工で着氷を迅速に除去――不凍液を使わない新たな除氷技術を開発
フラウンホーファー研究機構 材料・ビーム技術研究所(IWS)の研究チームは、エアバスとドレスデン工科大学と共同で、航空機の表面に付着した氷が自力で剥がれ落ちる除氷技術を開発した。研究成果は、『Advanced Funct…詳細を見る -
コンデンサ容量を大幅に低減する電源技術「Nano Cap」を開発――回路設計負荷を軽減 ローム
ロームは2020年4月20日、電子機器の各種電源回路の外付けコンデンサ容量が,極小のnFオーダーでも安定制御できる電源技術「Nano Cap」を確立したと発表した。 自動車分野を始めとする多くの分野において、さまざ…詳細を見る -
LiDARを小型化できる技術――ソリッドステート光フェーズドアレイを開発
コロンビア大学の研究チームは、近赤外もしくは青色光で動作するオンチップの光フェーズドアレイ(Optical Phased Array:OPA)を利用し、可動部品のない小型で低消費電力のビームステアリング技術を開発した。超…詳細を見る -
溶接作業などをデータによって可視化する技術を開発――次世代への効果的な技能伝承 日立建機
日立建機は2020年4月20日、技術伝承の効率化を目的に、溶接などの作業を定量的データによって可視化する計測技術を開発したと発表した。 同社では、建設機械の部品の溶接に関しては、溶接ロボットによる効率化を進めてきた…詳細を見る -
熱利用水素製造の主反応の大幅な省エネルギー化に成功、水素製造効率を40%へ
量子科学技術研究開発機構は2020年4月17日、芝浦工業大学と原子力研究開発機構と共同で、熱化学水素製造ISプロセスの主反応であるブンゼン反応の過電圧(反応時の消費エネルギーに相当)を従来法から7割近く低減することに成功…詳細を見る -
マイクロワイヤーを使い広範な脳活動を正確に記録する方法を開発――将来的には脳波制御デバイスへの応用も
マウスの脳活動に関する研究により、表面とより深い領域を同時に含む、広範囲にわたる脳活動を正確に記録する方法が開発された。フランシス・クリック研究所、スタンフォード大学、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンなどの共同研究に…詳細を見る -
SFの世界から来たパワードスーツ――デルタ航空が採用する外骨格ロボット「Guardian XO」
ロボティクス企業のSarcosは、人間が中に入って操作できるバッテリー駆動の産業用全身外骨格ロボット「Guardian XO」を発表した。今後、デルタ航空において重量物の運搬作業補助の目的で使用する予定だ。 フォー…詳細を見る -
ZF、小型車向けにフロント電動パーキングブレーキを開発
ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェン(以下、ZF)は、小型車向けフロント電動パーキングブレーキ(EPB)を発表した。これまでEPBの搭載が難しかった小型車両でも、ハンドブレーキレバーやパーキングブレーキペダルなしのレイ…詳細を見る -
海岸沿いの便利な日よけが頑丈な防潮壁へと変形――高潮から町を守る巨大な「傘」の基本設計を考案
台風やハリケーンによる高潮の被害は頻度、規模共に年々増加し、特に、2012年の巨大ハリケーン「サンディ」による被害を教訓に、高潮(風津波)被害に強い都市計画が求められるようになってきた。防潮都市計画の例としては、町の高低…詳細を見る -
MIT、形状プロトタイプにブレッドボード機能を組み込む手法を開発
マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学・人工知能研究所(MIT CSAIL)の研究チームは、電子機器のプロトタイプ開発をスピードアップするために、製品形状を模したプロトタイプにブレッドボード機能を組み込む手法を開発した…詳細を見る