カテゴリー:技術ニュース
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二酸化炭素を吸着してスピン状態を変化させる金属錯体を開発
東北大学は2020年4月16日、熊本大学と共同で、二酸化炭素を吸着してスピン状態を変化させる金属錯体の開発に成功したと発表した。室温で選択的に二酸化炭素を吸着し、吸着前後で異なるスピン状態を示すコバルト(II)錯体を合成…詳細を見る -
アバターロボットを使った完全オンライン卒業式――伝統的な式典の参加形態に新たな可能性
日本のビジネス・ブレークスルー(BBT)大学は、2020年4月4日、東京都内のホテルグランドパレスにおいて、2020年3月28日に普及型コミュニケーションアバターロボット「newme(ニューミー)」を導入した完全オンライ…詳細を見る -
宇宙に配置した反射鏡で地上の太陽光発電を強化するための研究
先進的な研究を支援する欧州研究会議(ERC)は、2020年3月31日、地球を周回する軌道上に配置した反射鏡で太陽光発電を強化するという英グラスゴー大学の壮大な研究に対し、ERC上級助成金250万ユーロの支給を決定した。 …詳細を見る -
独自の光計測技術により、積層ナノ磁性体の磁気振動の増幅効果を発見 東北大学と産業技術総合研究所
東北大学材料科学高等研究所 教授の水上成美氏ら研究グループは2020年4月14日、産総研・東北大 数理先端材料モデリングオープンイノベーションラボラトリと共同で、積層ナノ磁性体に特異な磁気振動の増幅現象を発見したことを発…詳細を見る -
皮膚に貼って外部電源を使用せずにpH値を測る熱中症センサーを開発 東海大学
東海大学は2020年4月15日、マイクロ・ナノ研究開発センター(MNTC)のガネシュ・クマール・マニ特定研究員と工学部精密工学科 教授の槌谷和義氏の研究グループが熱中症の予防や診断に活用できる画期的な熱中症センサーを開発…詳細を見る -
薄さと多孔質性を両立――海水と淡水から従来の100倍の発電ができるイオン交換膜を開発
オランダのライデン大学の研究チームは、海水と淡水から電気エネルギーを取り出す逆電気透析発電(reverse electrodialysis:RED)に使用できる新しい薄膜を開発した。厚みはわずか2nmで、従来のイオン交換…詳細を見る -
ブラウン運動の数学モデルを超える――自然界のランダムな動きを説明する新しい理論を提案
静止した液体中に浮遊する微粒子のランダムな運動として知られるブラウン運動は、アインシュタインが原子や分子の存在をベースとして数学モデルを構築するなど、基礎科学分野で大きな影響をもたらしてきた。液体が静的な平衡状態にある場…詳細を見る -
窒素ドープ型ナノチューブ分子を化学合成――窒素ドープナノカーボン材料の開発に寄与 東京大学
東京大学は2020年4月14日、同大学大学院理学系研究科の磯部寛之教授の研究グループが、窒素原子が埋め込まれたナノチューブを分子性物質として化学合成することに成功したと発表した。発表によると世界初だという。 同研究…詳細を見る -
MIT、コロイドゲルのスケールに依存した挙動を解明――ソフトマテリアルの材料特性調整に有用な研究
マサチューセッツ工科大学(MIT)は、コロイドゲルをさまざまなスケールで詳しく調べ、スケールに依存する多様な挙動を発見したと発表した。この研究は、2020年2月27日、『Physical Review Letters』に…詳細を見る -
色覚異常補正用コンタクトレンズの開発に成功――市販レンズ表面にメタサーフェスを転写
イスラエルのテルアビブ大学の研究チームは、色覚異常を補正できるコンタクトレンズを開発した。市販のハードコンタクトレンズの表面を特殊加工することで、シミュレーション上では色の見え方が10倍まで改善できることを確認した。研究…詳細を見る