カテゴリー:技術ニュース
-
ナノ構造体作製技術「DNAオリガミ法」でしなやかに変形するナノアームを開発
東北大学は2020年4月3日、DNAオリガミ法と呼ばれるナノ構造体作製技術を駆使し、イオンに応答してしなやかに変形するナノアームを開発したと発表した。今回開発したナノアームは、多数の極微の変形モジュールから構成されており…詳細を見る -
5G電磁波ロケットの推力生成・効率の定量的計測に成功、ロケットへのワイヤレス給電に道
筑波大学は2020年4月3日、5Gの周波数(28GHz)の電磁波(マイクロ波)を用いて電子レンジの約500倍の出力(250kW)でロケットの推力生成に成功し、ワイヤレス給電効率を含めた総合推進効率を測定したと発表した。 …詳細を見る -
屋内照明で発電できる――IoTデバイス向け高効率色素増感太陽電池を開発
スウェーデンのウプサラ大学の研究チームが、屋内照明から光を吸収して発電できる、変換効率の高い色素増感太陽電池を考案した。光の吸収帯が異なる2種類の色素を用いる共増感技術により、変換効率を向上させたことで、可視光の最大34…詳細を見る -
探知犬の代わりになるか――Intel、ニューロンを組み込んだチップでにおいの「かぎ分け」が可能と発表
米Intelは、オンライン科学ジャーナル『Nature Machine Intelligence』でコーネル大学との共同論文を発表し、ニューロモーフィックチップ「Loihi」を使って有害化学物質をにおいで「かぎ分けられる…詳細を見る -
人工衛星からスーパーヨットまで――設計期間の短縮と品質向上に有効な「コンカレントエンジニアリング」
欧州宇宙機関(ESA)は2020年2月27日、オランダの造船業者のRoyal Huismanが、ESAが宇宙ミッションのために開発した「コンカレントエンジニアリング(Concurrent Engineering)」を、ス…詳細を見る -
ロボットの関節の軽量化と小型化を実現――シェフラー、「XZUアンギュラニードルローラー軸受」と「RTWHギアボックス」を発表
シェフラーは2020年2月17日、軽量ロボット(LWR)や協働ロボット(Cobot)の関節向けに、「XZUアンギュラニードルローラー軸受」を発表した。従来品よりも摩擦を20%減らし、剛性を30%高めており、LWRやCob…詳細を見る -
車載用半導体の世界市場規模は2030年に586憶ドルに成長と予測 矢野経済研究所
矢野経済研究所は2020年4月2日、車載用半導体世界市場を調査し、2030年までの車載用半導体世界市場予測を発表した。それによると、車載用半導体の世界市場規模は、2030年に586憶ドルに成長するという。 2018…詳細を見る -
燃料を効率的に生成可能な人工光合成システムを開発――プロトンの移動速度を高速化する構造を発見
太陽光を利用して、酸素や燃料を生成する「人工光合成」。夢のクリーンエネルギー源として世界各地で研究開発が行われているが、アメリカエネルギー省ローレンスバークレー国立研究所(以下、バークレー研究所)は、効率的に燃料を生成で…詳細を見る -
グラフェンの隠れた性質を引き出す――3つの電気特性を持つデバイス開発に成功
米エネルギー省ローレンス・バークレー国立研究所を中心とする研究チームは、超電導体、絶縁体、強磁性体という3つの特性を持つグラフェンデバイスを開発した。このデバイスは、量子コンピュータなど次世代高速電子機器で使われる電子回…詳細を見る -
配線やデバイス形成が困難なフッ素樹脂材料上への銅微細配線形成技術を開発――光照射で親水化に成功 芝浦工業大学
芝浦工業大学は2020年3月31日、光照射を利用したフッ素樹脂上への簡便な銅微細配線形成技術を開発したと発表した。大がかりな装置を使わず、簡単に撥水性で他材料との接合が難しいフッ素樹脂への銅微細配線形成ができ、コストを削…詳細を見る