カテゴリー:技術ニュース
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東大と岡山大、光励起による超高速原子変位の直接観測に成功――光メモリーなどへの応用に期待
東京大学は2018年7月30日、岡山大学および独マックスプランク研究所と共同で、光照射直後に生じるこれまでにない超高速の原子変位の様子を、直接観測することに成功したと発表した。 通常、物質の原子間の結合は非常に強く…詳細を見る -
川田工業、床スラブ付き鉄骨小梁の連続化で特許取得――接合部の改良で小梁重量を低減
川田工業は2018年7月27日、床構造に用いられる床スラブ付き鉄骨小梁の接合部を改良した「連続小梁」を開発し、特許を取得したと発表した。 同社におけるH形鋼の床小梁は、大梁との接合部である仕口をピン接合で単純梁とし…詳細を見る -
3Dプリンターを使って磁化方向を自在に――MIT、反応が迅速な磁場利用のソフトロボットを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)のZhao教授らの研究グループは、3Dプリンターを使って磁場を利用して動くソフトロボットを作成したと発表した。 ソフトロボットに磁石を近づけると、瞬時に伸縮しながらクモのように動…詳細を見る -
海水から取り出した水素で動く双胴船「Energy Observer」号、世界一周の旅へ
化石燃料を使わず、太陽光や風力といった再生可能エネルギーと、海水から生成した水素で航行する双胴船「Energy Observer」号が世界を航行中だ。 現在、温室効果ガスの排出量削減は急務であり、再生可能エネルギー…詳細を見る -
ジェイテクト、現行比トルク約1/10の「スケートボード用軸受」を開発――NHK「超絶 凄ワザ!」で特集
ジェイテクトは2018年7月26日、7月25日に放送されたNHK番組『超絶 凄ワザ!~東京2020全力応援!望結の2年後が楽しくなるツアー~』において、同社が「スケートボード用軸受」の開発に挑戦する様子が紹介されたことを…詳細を見る -
世界初、思うだけで3本目の腕を操る手法を確立――人のマルチタスク能力の解明と向上にも期待
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は2018年7月26日、人が両腕を使いつつ、並行して脳でロボットアームを操作する手法を世界で初めて実現したと発表した。 思うだけで機器を操作できるブレイン・マシン・インターフェー…詳細を見る -
芝浦工大、構造物の損傷を完全非接触/非破壊で高精度に検知するシステムを開発――従来よりも約100倍強いLamb波を衝撃波で生成
芝浦工業大学は2018年7月26日、レーザー誘起プラズマ(Laser-induced plasma:LIP)による衝撃波を使用し、構造物の損傷を完全に非接触/非破壊で高精度に検知するシステムを開発したと発表した。 …詳細を見る -
横浜ゴム、バイオマスからイソプレンを生成する世界初の新技術を開発――石油への依存度低減と二酸化炭素削減に期待
横浜ゴムは2018年7月26日、理化学研究所、日本ゼオンとの共同研究により、バイオマス(生物資源)から効率的にイソプレンを生成できる世界初の新技術を開発したと発表した。 イソプレンは自動車タイヤなどの原料として使わ…詳細を見る -
500MWを生む国際熱核融合実験炉の磁場コイル用クランプ、中国企業が製造に成功し出荷へ
国際熱核融合実験炉(ITER)に携わるITER Chinaは2018年6月9日に、ITERで使用するポロイダル磁場(PF)コイルを支えるクランプの出荷準備を整えて初公開したことを明らかにした。製造を担当したのは、中国のG…詳細を見る -
細胞の運命を精密に制御――遺伝子回路の集積型ナノチップを作成 大阪大
大阪大学は2018年7月24日、遺伝子回路の集積化に世界で初めて成功したと発表した。細胞を精密制御する自律医療ロボットなどへの応用が期待されるという。 遺伝子回路は、周囲の環境に応じてどのように遺伝子をオン・オフす…詳細を見る