カテゴリー:技術ニュース
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国際レースへの参加を狙う、カナダの足漕ぎ潜水艇「Chinook」
カナダのブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアにある2つの大学、ビクトリア大学(UVic)とカモーソン・カレッジの学生達が、国際大会への参加を目指して手作りの人力潜水艇を作り上げた。UVicサブマリンレーシングクラブ…詳細を見る -
NIMS、有機トランジスタを使った多値論理演算回路を開発――柔らかさと高処理能力を両立
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年7月2日、2種類の異なるタイプの有機トランジスタを組み合わせて、3つの値をスイッチできる多値論理演算回路を開発したと発表した。 有機トランジスタなど有機材料を用いた電子素子…詳細を見る -
水素と酸素の生成速度がそれぞれ40倍と3倍に――光触媒反応の高速化とその原理解明に成功 九大など
九州大学は2018年7月2日、東京工業大学、豊田工業大学、物質・材料研究機構と共同で、金属酸化物のチタン酸ストロンチウムに高濃度の酸素欠陥と電子をドープすることで、紫外光を照射した際の水素生成速度および酸素生成速度がそれ…詳細を見る -
IHI、戦闘機用ジェットエンジンのプロトタイプ「XF9-1」を納入
IHIは2018年6月29日、将来の戦闘機用を目指した推力15トン級ジェットエンジンのプロトタイプエンジン「XF9-1」を、防衛装備庁航空装備研究所に納入したと発表した。 同社は2010年度、世界最先端技術を取り入…詳細を見る -
東洋ゴム、タイヤ空洞共鳴音を低減する多孔フィルムから成るデバイスを開発――穴を通過する音の摩擦と渦発生による減衰メカニズムを応用
東洋ゴム工業は2018年6月29日、車内騒音の一つであるタイヤ空洞共鳴音を「Toyo Silent Technology(トーヨーサイレントテクノロジー)」に基づき、効果的に低減するデバイスを開発したと発表した。 …詳細を見る -
筑波大ら、速く泳ぐための鍵に迫る抵抗測定法を開発――クロール泳のキック動作は、速い泳速では抵抗になる可能性
筑波大学と東京工業大学は2018年6月29日、泳いでいる泳者に作用する抵抗力を推定する方法を開発し、クロール泳のキック動作は、低速域では推進力として貢献するが、速い泳速では抵抗になる可能性があると発表した。 任意の…詳細を見る -
たった数秒で充電完了――ナノレベルで絡み合った自己組織化3Dバッテリーを開発
米コーネル大学のUlrich Wiesner教授らの研究グループが、わずか数秒で電子機器を急速充電できるという新しいバッテリーを発表した。 通常のバッテリーは、アノード(負極)とカソード(正極)が非導電性のセパレー…詳細を見る -
Rolls-Royceのビジネスジェット向け新エンジン「Pearl 15」――Bombardierの最新鋭機「Global 5500/6500」に搭載
英Rolls-Royceは2018年5月28日、カナダの航空機メーカーBombardierの最新ビジネスジェット「Global 5500」「Global 6500」向けの「Pearl 15」エンジンを発表した。ビジネスジ…詳細を見る -
指先につけるだけで非破壊検査が可能に――カーボンナノチューブ膜によるテラヘルツ検査チップを開発
東京工業大学、理化学研究所、産業技術総合研究所(産総研)らは2018年6月28日、カーボンナノチューブ膜を材料としたウェアラブルなテラヘルツ検査デバイスを開発したと発表した。大規模な測定系を必要とせずに、指先につけるだけ…詳細を見る -
速さと柔軟性を両立――ソフトロボット用低電圧電磁アクチュエーターを米大学が開発
米カリフォルニア大学サンタバーバラ校のYon Visell教授らの研究チームは2018年5月21日、ソフトロボットやウェアラブルデバイス向けに、速さと柔軟性を両立した新しい低電圧アクチュエーターを発表した。研究成果は『A…詳細を見る