カテゴリー:技術ニュース
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塗るだけでセラミックス超薄膜をコーティングできる技術を開発 大阪大と金沢大
大阪大学は2018年7月21日、金沢大学と共同で、原料を混ぜて塗るだけでナノメートルスケールのセラミックス超薄膜をコーティングできる技術を開発したと発表した。 有機太陽電池の緩衝層には、セラミックス薄膜を用いた方法…詳細を見る -
磁性半導体における、異常ホール効果値の磁化に比例しない振る舞いを発見 理研と東大
理化学研究所(理研)は2018年7月21日、東京大学と共同で、「磁性半導体」であるチタン酸ユーロピウム(EuTiO3)の高品質単結晶薄膜を作製し、通常は磁化に比例する異常ホール効果の値が、磁化に伴ってさまざまな値をとるこ…詳細を見る -
北大、情報の幾何学から熱力学的な不確定性原理を発見
北海道大学は2018年7月19日、「情報幾何」と「ゆらぐ系の熱力学」の間の関係を発見し、「熱力学的な不確定性原理」を理論的に導出したと発表した。 機械学習やニューラルネットワークなどのコンピューティング技術の基礎理…詳細を見る -
エアバス、金属3Dプリントによる航空機部品製造を拡大
航空機製造にとって3Dプリントはもはや欠かせない技術となっている。ヨーロッパの大手航空機メーカー「エアバス」の新鋭機「A350 XWB」では、客室内の部品の他、パイロン(翼の下にエンジンなどを取りつけるための支柱)など機…詳細を見る -
ハーバード大、水陸両用で水中も歩けるゴキブリ型超小型ロボット「HAMR」を開発
陸上・水上を歩き、潜水もできる超小型ロボットがハーバード大学で開発された。このゴキブリにも似た外観を持つロボットは、ハーバード大学ジョン・A・ポールソン 電子工学・応用科学部(SEAS)が開発した「ハーバード歩行型マイク…詳細を見る -
オウムは他の鳥より賢い――その知能の秘密を神経科学者が解明
オウムやカラスは賢い鳥で4~5歳児並の知能を持ち、道具を使ったり、自分の姿を認識できたりするといわれているが、カナダ・アルバータ大学の神経科学者達は、この知能に関係する神経回路を特定した。 霊長類においては、知能に…詳細を見る -
インクジェット技術を使ってグミにセンサーをプリント――生化学分野への応用研究
ミュンヘン工科大学とユーリヒ総合研究機構は共同で、グミベアー(クマ型のグミ)に微小電極アレイ(MEA:Micro-Electrode Arrays)をインクジェット技術を使ってプリントすることに成功した。まるで研究者の余…詳細を見る -
空気清浄機への搭載など、分煙化への切り札として期待――NIMS、一酸化炭素を室温で高効率に無害化する新触媒を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年7月19日、首都大学東京、NBCメッシュテックと共同で、有害な一酸化炭素(CO)を室温下で無害化する新触媒を開発したと発表した。酸化鉄のナノ多孔体に金ナノ粒子を保持させるハイブリ…詳細を見る -
世界で最も低ノイズの有機トランジスタ作製に成功 東大と産総研など
東京大学と産業技術総合研究所などによる研究グループは2018年7月18日、有機トランジスタのノイズの原因となるトラップ(半導体中の電荷が空間的/エネルギー的に捕獲されること)の密度を高感度で定量化する技術を開発し、ノイズ…詳細を見る -
東工大、光触媒の性能を向上させる手法を開発――表面構造を従来より2桁以上大きくするだけ
東京工業大学は2018年7月18日、同大学などによる研究グループが、有機半導体のp-n接合(半導体中で正孔がキャリアとなるp型と電子がキャリアとなるn型の領域が接する部分)を基板面方向に形成し、特異な酸化力を持つ領域が形…詳細を見る