カテゴリー:技術ニュース
-
一般相対性理論、宇宙的なスケールでも正しいことを証明
ポーツマス大学宇宙重力研究所のトーマス・コレット(Thomas Collett)博士の率いる天文学者のチームは、アインシュタインの一般相対性理論が遠方の銀河においても正しく適用できることの検証を行った。 現代宇宙論…詳細を見る -
大阪大、蒸着技術で世界最高品質級のダイヤモンドカプセルの作製に成功――核融合燃料の圧縮を安定化
大阪大学は2018年7月13日、レーザーで核融合燃料が圧縮される際に問題となる表面の凸凹形成(レーザーインプリント)が、硬くて重い物質では抑制されることを初めて明らかにしたと発表した。これにより、凸凹が形成されにくい硬い…詳細を見る -
大型物品の3Dプリント素材にセルロースを使用
シンガポール工科デザイン大学(STUD)の研究チームは、セルロースを基に大型の物品が造形できる3Dプリント素材を開発した。 植物性繊維の主成分であるセルロースは、地球上で最も豊富で広く分布している炭水化物であり、産…詳細を見る -
宇宙ニュートリノの観測情報を基にした電磁波の追観測により、放射源天体の同定に成功
国立天文台は2018年7月13日、南極のニュートリノ観測所で捉えられた宇宙ニュートリノの情報を基にした電磁波の追観測により、放射源天体を同定することに史上初めて成功したと発表した。 ニュートリノはこれまで、太陽の中…詳細を見る -
生体素材を電気で制御――ミトコンドリアのATP合成を制御できるプロトニック有機電極を開発 早大など
早稲田大学と東京農工大学は2018年7月13日、溶液中プロトン濃度を電気制御するバイオトランスデューサを開発し、ミトコンドリアへ適用することで、ATP合成の制御に成功したと発表した。 電子制御により機能を実現する従…詳細を見る -
ニッケル基超合金よりも200℃高い耐熱温度――東北大、超高温度域まで強靭なモリブデン合金を発明
東北大学は2018年7月13日、室温から超高温度域まで強くて靭性に富んだ新しい耐熱モリブデン合金(モシブチック合金)を発明したと発表した。 ジェットエンジンや発電用ガスタービンの高温/圧回転部には、ニッケル基超合金…詳細を見る -
使用後は丸めてポケットに――カーボンナノチューブを使ったポータブルキーボード
韓国世宗大学のKee-Sun Sohn博士をはじめとする研究チームは、薄く丈夫で、くしゃくしゃに丸めてポケットに入れても壊れないほど柔軟性のあるキーボードを開発した。 折り曲げられるキーボードはすでに市販化されてい…詳細を見る -
アメリカ心臓協会、電子タバコは健康に有害という研究結果を公表
電子タバコのフレーバーは血管に害を及ぼすことがある、という研究結果がアメリカ心臓協会から公表されている。 伝統的なフーカ(水タバコ)やシガレットを含む「燃焼性」タバコが健康に及ぼす影響は良く知られているが、電子タバ…詳細を見る -
赤外線カメラから身を隠す!?――ブラックシリコンベースのステルス・シートを開発
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが、赤外線カメラから発熱体を隠すステルス・シートを開発した。シリコンウェハー表面に微細ナノワイヤ構造を形成した「ブラックシリコン」を更に高度化して、可視光だけでなく赤外線まで吸収…詳細を見る -
北大と清水建設、鉄筋コンクリートに代わる新素材「ロジックス構造材」の開発に着手
北海道大学と清水建設は2018年7月11日、従来の鉄筋コンクリートに代わる新素材「ロジックス構造材」の開発を目的に、次世代高性能材料に関する産学共同研究に着手したと発表した。 この共同研究では、2021年3月末まで…詳細を見る