カテゴリー:技術ニュース
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従来の1.5倍のエネルギー密度と高い耐熱性――マクセルがリチウムイオン電池の高性能化技術を開発
マクセルは2018年2月26日、固体電解質とシリコン系負極材料を組み合わせたリチウムイオン電池の大容量化などの高性能化技術を開発したと発表した。 同社によると、リチウムイオン電池はさまざまな産業分野への利用が広まっ…詳細を見る -
OIST、キノコ型ナノ構造のバイオセンサーにより細胞培養のモニタリングに成功
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年2月23日、キノコ型ナノ構造のバイオセンサーを開発し、細胞培養をモニタリングすることに成功したと発表した。 ナノプラズモニックと呼ばれる、照射される光に対して、通常の反…詳細を見る -
パナソニック、連続安定駆動を可能とする絶縁ゲート型GaNパワートランジスタを開発――電力機器の小型化を加速
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは2018年2月23日、連続安定駆動が可能な絶縁ゲート型(MIS型)GaNパワートランジスタを開発したと発表した。 機器の小型化を可能にするGaN(窒化ガリ…詳細を見る -
東大、スピン波を利用した人工知能用情報処理チップデバイスを提案――超低消費電力高性能端末機器の実現へ
東京大学は2018年2月23日、スピン波を利用した多入出力情報処理チップデバイスを提案し、それを用いて物理リザバーコンピューティングを実現したと発表した。 IoT社会では、さまざまなモノからのデータを情報処理して活…詳細を見る -
NASAとボーイング、新型形状記憶合金による主翼端の折り畳みに成功――超音速飛行に有効な技術を実証
NASAとボーイングの共同研究チームが、新しい形状記憶合金を使い、飛行中に主翼の端部を折りたたむことに成功した。飛行試験は、NASAのSpanwise Adaptive Wing(SAW)プロジェクトの一部として、アーム…詳細を見る -
IoTデバイス向けプログラミング言語「mruby/c1.1」が公開――組み込み開発の生産性向上へ
しまねソフト研究開発センターは2018年2月23日、九州工業大学と共同で開発しているIoT小型端末向けの組み込みプログラミング言語「mruby/c」の安定版ver1.1を公開したと発表した。 mruby/cは、セン…詳細を見る -
機械学習により航空会社よりも早くフライトの遅延を予測する「Google Flights」
Googleは2018年1月31日、航空機の検索や予約ができるトラベルアシスタントアプリ「Google Flight」のアップデートを発表した。Google Flightはユーザーフレンドリーなインターフェースを備え、目…詳細を見る -
東大と東北大、乱れが極めて少ない原子層厚さの 2 次元超伝導体を実現し、新規電子相を発見
東京大学と東北大学の研究グループは2018年2月22日、セラミック半導体の一種で、かつ2次元物質と呼ばれる層状窒化物・塩化窒化ジルコニウム(ZrNCl)と二流化モリブデン(MoS2)の表面に厚さ1~2ナノメートルで、乱れ…詳細を見る -
取り込む分子に応じて蛍光が大きく変化――溶媒蒸気の識別が可能な新しい分子集合体材料を作成
筑波大学は2018年2月21日、東京工業大学、京都大学と独ハイデルベルク大学との共同研究で、π共役デンドリマーから形成する多孔性マイクロ結晶の作成に成功したと発表した。今後は新しい分子識別材料としての応用が期待できるほか…詳細を見る -
超伝導になる準結晶を世界で初めて発見――名古屋大、豊田工業大などのグループ
名古屋大学は2018年1月20日、豊田工業大学、東北大学、豊田理化学研究所との共同研究により、超伝導になる準結晶を世界に先駆けて発見したと発表した。今後、新型の超伝導の解明につながることが期待される。 固体は結晶、…詳細を見る