カテゴリー:技術ニュース
-
深紫外線域の透過率が10%以上も向上――日本電気硝子、高効率の深紫外線透過ガラスを開発
日本電気硝子は2018年3月1日、従来品と比較して深紫外線域での透過率が10%以上も向上した新製品を開発し、受注を開始したと発表した。深紫外線が必要とされるさまざまな装置の性能向上への貢献が見込めるという。 紫外線…詳細を見る -
理研ら、従来より約100倍明るいX線レーザービームを作り出す新技術「ハーモニックセパレーター」を開発
理化学研究所(理研)と高輝度光科学研究センター(JASRI)の共同研究チームは2018年3月1日、新しいX線光学技術「ハーモニックセパレーター」を開発し、X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」において、従来よ…詳細を見る -
SpaceXの「ファルコンヘビー」、Teslaロードスターを載せて火星軌道への打ち上げに成功
SpaceX は2018年2月6日、アメリカ・フロリダ州ケネディ宇宙センターから同社最大のロケット「ファルコンヘビー」の打ち上げに成功した。2017年末にCEOのElon Musk氏が「ファルコンヘビー」の写真と火星軌道…詳細を見る -
椅子型デバイスでユーザーが知らぬ間にコンピューターの恩恵――「無意識コンピューティング」
高校生が学びたい学問を発見するためのサポートサイト「夢ナビ」で、大阪大学工学部の伊藤雄一准教授による「無意識コンピューティング」のミニ講義が新たに紹介されている。無意識下での情報や行動を取得して解析する技術を組み合わせ、…詳細を見る -
名古屋大学、有機塩触媒によるエステルの実用的合成法を開発
名古屋大学は2018年2月27日、金属を含まない有機塩触媒によるカルボン酸エステルの効率的合成法を開発したと発表した。これまで触媒的な合成が困難だった高極性な糖類のエステルなどを効率的に高純度で製造できるようになり、医薬…詳細を見る -
中部大学、切手サイズの超小型衛星搭載用GPS受信機を開発――「たすき」で正常に動作中
中部大学は2018年2月27日、全地球測位システム(GPS)衛星からの電波を短時間で受信し、高速移動する低軌道衛星でも正確な位置を検出できる小型受信機を開発したと発表した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が経済産業省から…詳細を見る -
ガソリンエンジンを革新する――電制モーターでバルブを駆動する電動デスモドロミックシステム「IVA」
イギリスのエンジニアリング企業Camcon Autoは、ガソリンエンジンの伝統的なカムシャフトに代えて、デジタル制御モーターによりバルブを開閉する、革新的なバルブトレーンシステム「IVA(Intelligent Valv…詳細を見る -
突然壊れるセラミックス、バーチャルテストで高信頼に――強度のばらつきの解析手法を横国大が開発
横浜国立大学は2018年2月27日、セラミックス構造部材特有の強度のばらつきを予測する数値解析手法を開発したと発表した。材料の微視的な組織情報と関連付けることで破壊強度を予測する。このようなアプローチを採った解析手法は、…詳細を見る -
有機半導体の形状記憶現象を解明――分子マシンへの応用可能性
米イリノイ大学化学生体分子工学Ying Diao教授が率いる研究チームは、有機結晶の形状記憶効果を引き起こすメカニズムを解明したと発表した。電気エネルギーを使う無機トランジスター技術と比べ、より低エネルギーで可逆的な形状…詳細を見る -
TRIP鋼が高強度な理由を中性子回析測定により解明――車の衝突安全性向上や軽量化に期待
高エネルギー加速器研究機構は2018年2月26日、日本原子力研究開発機構、J-PARCセンター、兵庫県立大学、総合科学研究機構、京都大学が共同で、自動車などの構造部材などに用いられている「TRIP鋼」が高強度である理由を…詳細を見る