カテゴリー:海外ニュース
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ハロゲン多電子移動に基づく高エネルギー密度の水系二次電池を開発
中国科学院の大連化学物理研究所(DICP)の研究チームが、臭素とヨウ素の多電子移動を利用し、電解液に水溶液を使用する水系二次電池の高エネルギー密度化に成功した。 同研究成果は2024年4月23日、「Nature E…詳細を見る -
未来の航空機の静音飛行へ向けて――燃料節約が見込まれるBLIダクテッドファンの騒音発生原因を解明
燃料消費を抑えられる境界層吸い込み(BLI)ダクテッドファンから生じる騒音の発生原理が明らかになった。この研究は英ブリストル大学によるもので、2024年4月15日付で『Journal of Fluid Mechanics…詳細を見る -
水中波力発電システム「CETO」、設置計画の審査に合格――スペインの海域で運用へ
海洋エネルギー技術を開発する豪Carnegie Clean Energy(CCE)は、2024年4月17日、子会社のCETO Wave Energy Irelandが、欧州の波力発電技術開発プログラム「EuropeWav…詳細を見る -
二酸化炭素を従来の2倍捕捉できる溶媒を開発
米パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)を中心とする共同研究チームが、石炭火力発電所から排出される二酸化炭素(CO2)を効率的に捕捉し、価値ある製品に変換できる溶媒を発見した。CO2の回収/貯蔵方法の開発は、…詳細を見る -
インドの3Dプリント製ロケットエンジン「PS4」、長時間の高温試験に成功
インド宇宙研究機関(ISRO:Indian Space Research Organisation)は、2024年5月10日、3Dプリント技術によって製造した液体ロケットエンジンの高温試験を実施し、665秒間の燃焼に成功…詳細を見る -
600度の高温に耐えるメモリデバイスの開発
米ペンシルベニア大学の研究チームが、600度の高温に耐えるメモリデバイスを開発した。市販のディスクドライブの耐熱温度に比べて2倍以上にあたるという。耐熱特性は60時間以上維持され、優れた安定性と信頼性を示した。 同…詳細を見る -
DARPA、マンタを模した無人潜水機「Manta Ray」の水中試験を完了
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)が2024年5月1日、無人潜水機「Manta Ray」のプロトタイプの水中試験を完了したと発表した。水中試験は2024年2月と3月に南カリフォルニア沖で実施された。 Mant…詳細を見る -
切削屑を有効活用――水から水素を製造する高効率な触媒開発に成功
イギリスのノッティンガム大学化学工学科の研究チームが、金属機械加工産業における廃棄物である切削屑の表面に、プラチナ(Pt)やコバルト(Co)の原子をスパッタリングで堆積させることで、水の電気分解用途の高効率な触媒を作製す…詳細を見る -
損なわれた触覚を回復できる人工皮膚の開発
韓国科学技術院(KIST)の研究チームが、韓国の延世大学と成均館大学の研究者らと共同で、損なわれた触覚を回復できる「スマート・バイオニック人工皮膚」を開発した。同人工皮膚は、生体適合材料と電子デバイスを実装した触覚機能伝…詳細を見る -
髪の毛の太さより薄く約1分で充電可能な固体電池や、電極製造の新標準となることを目指す次世代コーティング技術を紹介
スイス連邦工科大学チューリッヒ校は、2024年4月29日、同大学からスピンオフした企業であるBTRYと8inksが手掛けている高性能固体電池開発に関する取り組みを紹介した。 CO2排出量を削減するには、生活のさまざ…詳細を見る