カテゴリー:化学・素材系
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従来の2倍以上の強度を持つセラミックス複合材料開発――次世代切削工具としての応用に期待 名古屋大学と日本特殊陶業
名古屋大学は2020年12月7日、日本特殊陶業と共同で、従来の2倍以上の強度を持つセラミックス複合材料の開発に成功したと発表した。 優れた耐熱性や硬度、化学的安定性を有するセラミックスは、もろいという欠点を持つ。こ…詳細を見る -
まるでSF、人間の皮膚にインスパイアされた「真にウェアラブル」な電子スキン――肌に貼って体温や心拍数などの計測が可能
人間の皮膚にインスパイアされた「真にウェアラブル」な電子デバイスが開発された。かさばるスマートウォッチとは異なり、伸縮性があって人間の肌に貼り付けることができ、完全にリサイクル可能な回路基板となっている。この研究はコロラ…詳細を見る -
ロンドンのスタートアップが「食べられるプラスチック」でソース包装材を開発――原料は海藻
バイオテクノロジー系スタートアップの英Notplaは、海藻から製造する包装材料の展開を計画している。企業名と同じ「Notpla」と名付けられた包装材料は、完全な生分解性を備え、食べることも可能。現在主流のプラスチックに替…詳細を見る -
高周波低鉄損と高磁束密度を両立した電磁鋼板を高速モータ用に開発 JFEスチール
JFEスチールは2020年12月3日、CVD(化学気相蒸着)連続浸珪プロセス技術を用い、高周波鉄損の低減と磁束密度の向上を両立した高速モータ用Si(珪素)傾斜磁性材料「JNRF」を開発したことを発表した。 近年、電…詳細を見る -
自己修復するアルミニウム合金を開発――疲労寿命を25倍に延長
オーストラリアのモナシュ大学の研究チームが、アルミニウム合金の疲労寿命を最大25倍向上する手法を考案した。自動車や航空機に使用される前に、予備的な振動応力を与える「トレーニング処理」により、疲労亀裂の発生源になる粒界隣接…詳細を見る -
有機デバイスの機能を保ったまま耐久性を向上するセラミックコーティング技術を開発 リコー
リコーは2020年12月2日、セラミック有機ハイブリッドデバイスと有機デバイスのセラミックコーティング技術を開発したと発表した。セラミック有機ハイブリッドデバイスは、有機デバイスの機能を保ったままセラミックコーティングし…詳細を見る -
スーパーコンピュータを駆使し、100年来の冶金学的疑問を解明
ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の研究チームが、最先端のスーパーコンピュータを駆使し、巨視的な結晶塑性を説明できる大規模シミュレーションを実施。金属の加工硬化現象を再現するとともに、単結晶で発生する階段状の加工…詳細を見る -
アルミニウム合金同士を連続的に接合できる技術を確立――母材と同等の硬度を接合部で実現 大阪大学
大阪大学は2020年11月26日、同大学接合科学研究所の研究グループが、アルミニウム合金同士を連続的に接合することができる「完全接合」技術を確立したと発表した。発表によると、世界初の成果だという。 アルミニウム合金…詳細を見る -
無機物質と水のみから生体同様に動的に力学物性を変化させる「ハイドロゲル」を開発 理化学研究所
理化学研究所は2020年11月27日、無機ナノシートと水のみを利用して、生物のような力学物性を動的に変化させる「ハイドロゲル」の開発に成功したと発表した。 無機物質は、基本的に硬く、刺激応答性に乏しいため、生体特有…詳細を見る -
室温で皮膚に直接プリントできるウェアラブルセンサーを開発
ペンシルバニア州立大学の研究チームは、ウェアラブルセンサーを人間の皮膚に直接プリントできる技術を開発した。室温で貼り付き、剥がしても皮膚を傷つけることはない。研究結果は、2020年9月11日付けの『ACS Applied…詳細を見る