カテゴリー:化学・素材系
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高強度鋼構造部品をSLM方式で3Dプリントする手法を開発
テキサスA&M大学の研究チームは米空軍研究所と共同で、レーザー光を用いた3Dプリンティングにより、複雑な形状を有する高強度鋼構造部品を、欠陥なく高品質に製造する手法を開発した。実験と組み合わせた数学モデルによって、融合不…詳細を見る -
弾性率390GPaの高弾性率炭素繊維、軽量/複雑な形状で高剛性の部品が製造可能に 東レ
東レは2020年5月21日、産業用に広く用いることができる新規の高弾性率炭素繊維と、その炭素繊維を使用した射出成形加工に最適な樹脂ペレットを創出したと発表した。このペレットを用いれば、効率的に高剛性の部品を軽量/複雑な形…詳細を見る -
MIT、植物がストレスを感じると通知するナノセンサーを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)は、カーボンナノチューブのセンサーを利用し、植物がダメージを受けたときに発生する過酸化水素のシグナル伝達波を、リアルタイムで検知する技術を開発した。 ナノセンサーを植物の葉に埋め込…詳細を見る -
MIT、CRISPRを活用した新たな新型コロナウイルス検査を考案――手順も簡素化し1時間で判定可能に
マサチューセッツ工科大学(MIT)などの研究チームは、ゲノム編集技術「CRISPR」を使い、短時間で実施でき、かつ、コストの安い新型コロナウイルス検査法を考案した。 「STOPCovid」と呼ばれるこの検査法は、C…詳細を見る -
家庭でも多く用いられる弾粘塑性材料の新たな特性を発見――沖縄科学技術大学院大学とパトラ大学
沖縄科学技術大学院大学は2020年5月19日、同大学のマイクロ・バイオ・ナノ流体ユニットとギリシャ・パトラ大学の流体力学・レオロジー研究室との共同研究により、弾粘塑性材料に関する新たな知見が得られたと発表した。固体状態で…詳細を見る -
外部電源不要で温度調整する繊維を開発――暑いときは冷たく、寒いときは温かく
華中科技大学は、外部電源なしで、肌を温めたり冷やしたりする、丈夫で快適な繊維を開発した。この研究は2020年3月27日、『ACS Applied Materials & Interfaces』に掲載された。 これま…詳細を見る -
手作りマスクに最適な素材は?――綿とシフォン生地の組み合わせが好成績という研究結果
手作りのフェイスマスクの素材として、綿とシフォン生地の2種類を組み合わせたものが、エアロゾル粒子を効果的に遮断すると報告された。この研究はシカゴ大学とアルゴンヌ国立研究所によるもので、2020年4月24日に『ACS Na…詳細を見る -
超高純度鉄の特徴が明らかに――優れた生体適合性を持ち、ストレス応答遺伝子の発現もない新奇生体材料 東北大学
東北大学大学院生命科学研究科 教授の東谷篤志氏ら研究グループは2020年5月13日、表面処理を施すことなく超高純度鉄(ABIKO-iron: 99.9996%)が各種の哺乳類培養細胞を接着、増殖させる基質となることを発表…詳細を見る -
無機有機ハイブリッド材料の新たな構造を発見――半導体照明でのより効率的な青色発光を可能にするか
米フロリダ州立大学(FSU)は、2020年4月24日、効率的な技術の可能性を示す無機有機ハイブリッド材料の新しい構造を発見したと発表した。研究成果は、2020年4月24付で『Science Advances』誌に掲載され…詳細を見る -
水素を貯蔵できるギ酸から水素を生成するメカニズムを解明――白金微粒子の触媒機構が明らかに 大阪市立大学
大阪市立大学は2020年5月11日、人工光合成の技術を応用し、水素の媒体分子として活用可能なギ酸(HCOOH)から、水素を生成するメカニズムを明らかにしたと発表した。 脱炭素社会に向けて水素エネルギーの活用が注目さ…詳細を見る