カテゴリー:化学・素材系
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コイのウロコをヒントに、飛行機が受ける抗力を下げる
ロンドン大学シティ校の研究チームは、魚のウロコの並び方が、表面摩擦抗力の低減につながっているという研究結果を発表した。航空機に応用すれば、より低燃費で高速の飛行が可能になる。研究結果は、2020年9月3日付けの『Natu…詳細を見る -
MIT、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の会話を支援するウェアラブルセンサーを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の顔に装着して、顔の小さな動きを測定できる伸縮可能な皮膚のようなデバイスを開発した。 ALSは進行すると筋肉をコントロールする能力が…詳細を見る -
米ロチェスター大、室温領域での超伝導に成功――260万気圧、14℃で実現
米国ロチェスター大学の研究チームが、世界初となる室温領域での超伝導実現を報告した。ダイヤモンドアンビルセルを使用した超高圧下で生成した炭素質水素化硫黄の金属固体が、約267GPa(260万気圧)の圧力下で14℃において超…詳細を見る -
水に浮くほど軽量な熱電変換材料を実現――1層のハニカム構造当たりの熱伝導率を11%低減 東北大学ら
東北大学材料科学高等研究所(AIMR)と東北大学多元物質科学研究所は2020年11月26日、山形大学、北海道大学、名古屋工業大学と共同で、熱電変換材料として知られるマグネシウムシリサイド(Mg2Si)ハニカム多孔体の新規…詳細を見る -
多機能性強磁性合金のハーフメタル電子状態の直接観測に世界で初めて成功――スピントロニクスデバイス開発に指針 広島大学ら
広島大学の研究グループは2020年11月20日、高輝度光科学研究センターおよび東北大学と共同で、角度分解光電子分光(ARPES)法を用いて、多機能性強磁性材料として知られるCo2MnGeホイスラー合金の3次元的なバンド構…詳細を見る -
既存品比2倍以上となる世界最高水準強度の導電用アルミニウム合金線材を開発――軽量と強度を両立し適用範囲を拡大 古河電工
古河電気工業は2020年11月18日、世界最高水準の高強度を示す導電用アルミニウム合金線材を開発したと発表した。アルミニウム合金導体の適用範囲が、これまでは難しかった運動や張力を伴う用途まで広がるという。 強度特性…詳細を見る -
5G高速高周波対応の超耐熱ポリイミドフィルム「ピクシオ IB」を開発――2021年から本格販売 カネカ
カネカは2020年11月18日、5G高速高周波対応の超耐熱ポリイミドフィルム「ピクシオ IB」を開発し、本格販売を2021年から開始すると発表した。高速通信できる5Gのミリ波帯に対応するピクシオ IBにより、5G対応素材…詳細を見る -
指の静脈を利用する3D生体認証技術を開発
ニューヨーク州立大学バッファロー校は、指静脈の3D画像を使用する新しい生体認証技術を開発した。研究成果は、『Applied Optics』誌に2020年9月28日付で公開されている。 指紋や顔など解剖学的特徴を利用…詳細を見る -
印刷可能なn型有機半導体を用いた高速n型トランジスタを開発――有機IoTデバイスの開発に寄与 東京大学ら
東京大学と筑波大学、産業技術総合研究所の共同研究グループは2020年11月17日、印刷可能でバンド伝導性を示すn型有機半導体単結晶を用いて、メガヘルツ帯で動作する高速n型トランジスタを開発したと発表した。 軽量で機…詳細を見る -
人工光合成によるギ酸の合成に成功――外部からの電気エネルギーなしにCO2を変換 GSアライアンス
GSアライアンスは2020年11月17日、CO2や水、太陽光などの光エネルギーを用いて、燃料や化学物質の中間体原料となり得るギ酸を人工光合成により合成したと発表した。酸化物と金属錯体を複合化させた同社独自の触媒を採用して…詳細を見る