カテゴリー:化学・素材系
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ナノスケールの金属構造物を3Dプリントする新プロセスを開発
カルフォルニア工科大学が2018年2月9日、ナノスケールの金属構造を3Dプリントする新技術を開発したと発表した。金属イオンを含む有機足場鎖を合成することにより、従来よりも桁違いに小さい金属構造の3Dプリントができるようだ…詳細を見る -
有機デバイスの高性能化に期待。金属電極と分子間の結合形成過程を分子レベルで解明――東工大
東京工業大学は2018年3月7日、同大学の研究グループが、単分子接合の電気特性を精密計測し、金属電極と分子間の結合形成過程を分子レベルで解明することに成功したと発表した。 分子を金属表面に近づけると、軌道が混じりあ…詳細を見る -
従来比で約3倍、EVバッテリーの高エネルギー密度化につながる金属シリコン電極の開発に成功――GSユアサ
GSユアサは2018年3月6日、大型電池での実用化に課題の多い金属シリコンを主体とする負極の高エネルギー密度化と長寿命化の両立に成功したと発表した。金属シリコン電極を活用できれば、電気自動車(EV)に実際に搭載するサイズ…詳細を見る -
弾丸も貫通しない木材――スチールに匹敵する高強度「スーパーウッド」を開発
米メリーランド大学の研究チームは、木材の強度と硬度を10倍以上高め、スチールやチタン合金にも匹敵する強靱な天然素材を作り出す方法を開発した。カーボンファイバーに比べても遜色なく、極めて安価だという。 メリーランド大…詳細を見る -
ますます身近になる「人工ダイヤモンド」――阪大が物性物理学に関するミニ講義を公開
大阪大学は2018年3月5日、人工ダイヤモンドなど例に物性物理学を解説するミニ講義を公開した。 ダイヤモンドは、長い年月をかけて地中奥深くの高温高圧な環境下で形成された宝石だ。装飾品としての価値の他にも、硬度や熱伝…詳細を見る -
3Dプリント後でも自由に色が変えられる――MIT、造形物の色を変える技術「ColorMod」を開発
MITのコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)が2018年1月29日、3Dプリンティングした造形物の色を造形後に変更する技術「ColorMod」を開発したと発表した。特定の波長で発色する染料を使い、造形物を再度作…詳細を見る -
シルクの性質を改変可能に――機能分子を簡単につなげられる「結合の手」を持つシルクの高効率生産を実現
農研機構は2018年3月1日、「結合の手」のシルクへの組み込み効率を約30倍に高めることに成功したと発表した。 シルクは、カイコによって産生される天然タンパク質で、衣料用に加え、縫合糸として医療現場でも利用されてい…詳細を見る -
リチウムイオン電池の寿命を大幅に延長する、シリコン微粒子と数層グラフェン複合材を開発
英ウォーリック大学WMG(Warwick Manufacturing Group)上級研究員のLoveridge Melanie博士らは、数層グラフェンをリチウムイオン電池のアノード電極を強化する桁(けた)構造として利用…詳細を見る -
世界最高レベルの高透磁率――大同特殊鋼、電動化・自動運転化対応の高感度センサー向け軟磁性材を開発
大同特殊鋼は2018年3月1日、電動化・自動運転化対応の高感度センサー向けに世界最高水準の高透磁率を持つ軟磁性材を開発したと発表した。 自動車内部・外部の環境を各種センサーで感知し、その情報を制御につなげる自動運転…詳細を見る -
深紫外線域の透過率が10%以上も向上――日本電気硝子、高効率の深紫外線透過ガラスを開発
日本電気硝子は2018年3月1日、従来品と比較して深紫外線域での透過率が10%以上も向上した新製品を開発し、受注を開始したと発表した。深紫外線が必要とされるさまざまな装置の性能向上への貢献が見込めるという。 紫外線…詳細を見る