カテゴリー:化学・素材系
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厚さ数分子の2次元有機単結晶ナノシートの大面積成膜に成功 東大など
産業技術総合研究所(産総研)は2018年2月3日、東京大学などと共同で、厚さ数分子単位の2次元有機単結晶ナノシートの大面積化が可能な成膜プロセスを開発したと発表した。 有機半導体は、その柔軟性や簡便な印刷プロセスで…詳細を見る -
京大、ハロゲン化金属ペロブスカイト半導体の新たな光学特性を発見
京都大学は2018年2月5日、ハロゲン化金属ペロブスカイト半導体の一種であるメチルアンモニウム塩化鉛の光学特性をレーザー光による発光測定によって解明し、新たな特性を発見したと発表した。 ハロゲン化金属ペロブスカイト…詳細を見る -
日清エンジニアリング、半導体の接合材料「微酸素雰囲気で焼結可能な銅ナノ粒子」を開発
日清エンジニアリングは2018年2月2日、次世代パワー半導体の接合に対応した「微酸素雰囲気で焼結可能な銅ナノ粒子」を開発したと発表した。 パワー半導体の半導体素子を基板に接合する材料には、主にはんだなどの低融点材料…詳細を見る -
東北大と産総研、リサイクル可能で廃棄物を出さない3次元ナノポーラス合金の作製手法を開発
東北大学と産業技術総合研究所(産総研)は2018年2月2日、気相脱合金法による3次元ナノポーラス合金の新しい作製手法を開発したと発表した。 ナノポーラス合金は、ナノスケールの細孔から構成されるスポンジ状の構造を持ち…詳細を見る -
アメリカ雇用統計、堅調に推移も勢いにやや陰りか
アメリカ労働省が2017年12月の雇用統計を発表した。統計によると14万8000人の雇用が創出され、着実に成長しているという。 失業率は4.1%と17年ぶりの低水準を維持した。しかし市場の期待よりは低い値だったよう…詳細を見る -
130年来の難問を解決――沖縄科学技術大学、パイプラインを通過する「遷移流」の摩擦の法則を発見
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年2月1日、130年来の疑問だったパイプラインにおける「遷移流」の摩擦の法則を、同大学の研究チームが発見したと発表した。石油精製所などの産業現場で流体がパイプラインを遷移流とし…詳細を見る -
バイオイメージングなどに応用できる水溶性の湾曲ナノグラフェンを開発 名大など
名古屋大学および科学技術振興機構(JST)の伊丹健一郎教授らの研究グループは2018年1月31日、湾曲したナノグラフェンを水溶化する方法を開発し、これがヒト培養細胞の細胞小器官に局在し、光によって細胞死を誘導する機能をも…詳細を見る -
電磁濃縮法により985テスラという強力な磁場発生と、その測定に成功 東大
東京大学物性研究所の嶽山正二郎教授、中村大輔助教、澤部博信技術職員の研究グループは2018年1月31日、電磁濃縮法という超強磁場発生方法により985テスラという強力な磁場を発生し、それを高精度に計測することに成功したと発…詳細を見る -
新日鉄住金の超ハイテンや独自フランジ工法がホンダの新型N-BOXに採用
新日鉄住金は2018年1月30日、同社の外板用1180MPa級冷延ハイテンと高穴広げ型980MPa級冷延ハイテンなどの超ハイテン、および連続フランジ工法などのソリューション技術がホンダの新型軽乗用車「N-BOX」に採用さ…詳細を見る -
東北大、結晶に特定方向の力を加えることで超伝導を制御できることを発見
東北大学は2018年1月30日、ウラン化合物強磁性体URhGeに力を加えることで、磁場誘起超伝導から新たな超伝導相を生み出すことに成功したと発表した。 ウラン化合物強磁性体 URhGeは、本来は共存できない超伝導と…詳細を見る