カテゴリー:化学・素材系
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東大、多孔質中の迷路状の孔の中で進む相分離を新たなモデルで説明
東京大学は2017年12月25日、同大学生産技術研究所の研究グループが、多孔質中の迷路状に繋がりあった孔の中での相分離構造の形成を分析し、新たなモデルを構築することに成功したと発表した。石油の発掘など、多孔質構造を利用す…詳細を見る -
東大と理研、トポロジカル母物質に相当するトポロジカル半金属の薄膜作製に成功
東京大学と理化学研究所は2017年12月22日、トポロジカル母物質にあたるトポロジカル半金属Cd3As2で高品質薄膜を作製し、非散逸な量子伝導を観測したと発表した。 エネルギー損失のない電子の非散逸な伝導は、低消費…詳細を見る -
NIMSと横浜国大、高速でき裂が完治する自己治癒セラミックスを開発――フライト中にヒビを治す航空機エンジン用部材への一歩
物質・材料研究機構(NIMS)と横浜国立大学の研究グループは2017年12月21日、航空機エンジンが作動する1000℃において最速1分で、き裂を完治できる自己治癒セラミックスの開発に成功したと発表した。この成果は、フライ…詳細を見る -
古河機械金属と古河電工、純銅の溶接欠陥を従来比95%以上も抑制する新レーザー溶接技術を確立
古河機械金属は12月21日、古河電気工業(古河電工)と共同で、純銅の溶接欠陥を大幅に抑制する新たなレーザー溶接技術の確立に成功したと発表した。この新技術により、自動車用モーターやパワー半導体の大幅な製造コスト削減と高性能…詳細を見る -
NEDO、燃料電池・水素技術開発ロードマップの燃料電池分野を改訂し先行公開
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年12月20日、水素社会の実現に向けた技術開発の方向性を示すNEDO燃料電池・水素技術開発ロードマップについて、燃料電池分野を改訂し先行公開した。2040年以降に達…詳細を見る -
日立金属、高強度と高熱伝導率を両立したモバイル機器向けクラッド材を量産開始
日立金属と日立金属ネオマテリアルは2017年12月20日、ステンレス(SUS)と銅(Cu)を組み合わせることにより、高強度と高熱伝導率を両立したクラッド材(異種金属を貼り合わせて圧延し接合した材)を開発し、本格量産を開始…詳細を見る -
JSTら、フレキシブルデバイスの性能向上に応用可能な分子配向膜の形成技術を開発
科学技術振興機構は2017年12月19日、東京大学、東京工業大学、大阪大学らと共同で、プラスチック基板上に自己組織化単分子膜のような数層からなる分子配向膜の形成手法を開発し、有機集積回路への応用に成功したと発表した。 …詳細を見る -
JFEスチール、フェライト系ステンレス鋼板の中位品種「JFE443MT」を開発
JFEスチールは2017年12月18日、汎用オーステナイトステンレス代替のフェライト系ステンレス鋼板の中位品種として「JFE443MT」を開発したと発表した。すでに受注を開始している。 同社のステンレス製品はこれま…詳細を見る -
東大、割れても直る「自己修復ガラス」を開発
東京大学は2017年12月15日、割れても直る「自己修復ガラス」を開発したと発表した。 窓ガラスは割れると、加熱溶融しないかぎり、再利用ができない。一方、10年ほど前から、温和な条件下で何度でも繰り返し修復するゲル…詳細を見る -
東大とNIMS、液体中の原子1つ1つの連続的な可視化に成功
東京大学と物質・材料研究機構(NIMS)は2017年12月15日、液体中の原子1つ1つを可視化することで、不均一に運動している原子の様子を観察したと発表した。 液体は、巨視的には均質にみえるが、原子・分子ごとに、ま…詳細を見る