カテゴリー:化学・素材系
-
クラレトレーディング、トマトの枝補修用不織布テープ「トマトの包帯」を発売
クラレトレーディングは2018年1月9日、伸縮性があり粘着剤なしで固定できるトマトの枝補修用の不織布テープ「トマトの包帯」を、同年1月16日に発売すると発表した。 同製品は、強風や実の重みで折れてしまったトマトの枝…詳細を見る -
米イリノイ大、さとうきびによるバイオジェット燃料生成を研究――航空機による二酸化炭素の排出削減が狙い
航空業界は、人が生み出す二酸化炭素全体の2%を排出しているといわれている。これは火力発電や家庭の暖房に由来する二酸化炭素が40%を占めることに比べると少ないように思われるが、その増加率は最も高く、今後20年で倍増するとい…詳細を見る -
筑波大ら、有機電子光デバイス用高分子半導体を簡便に合成できる技術を開発 環境負荷も低減
筑波大学は2018年1月5日、同大と物質材料研究機構との共同研究グループが、有機電子光デバイス用高分子半導体を合成するための新技術を開発したと発表した。従来より簡便な上、省資源で環境負荷も小さいという。 有機電子光…詳細を見る -
独カールスルーエ工科大学、ジェットエンジンの排出ガス半減に挑む
カールスルーエ工科大学(KIT)の研究チームが、ロールスロイス社の大学連携技術センター(UTC)と共同で、航空機の燃費を改善するとともに炭素微粒子や窒素酸化物などの汚染物質を半減に挑戦している。研究チームは、ジェットエン…詳細を見る -
東京農工大、性質の異なる溶媒中でも安定的に分散できる「オーダーメイド」可能な分散剤を開発
東京農工大学は2017年12月28日、金属酸化物のナノ粒子を水にも油にも安定に分散させることに成功したと発表した。ナノ粒子に取り付ける「分散剤」に着目し、性質の異なるさまざまな溶媒中でも安定的に分散できる分散剤を開発した…詳細を見る -
熊本大ら、機能性材料の性質決定に不可欠な不純物の原子位置決定に成功
熊本大学、高輝度光科学研究センター(JASRI)、広島市立大学、名古屋工業大学らによる共同研究グループは2017年12月28日、未来のコンピューター材料の一つとして期待されているトポロジカル絶縁体に含まれる不純物(添加物…詳細を見る -
ニプロ、慶大と共同で医薬用ガラス包装容器に応用可能なDLC成膜技術の開発に成功
ニプロは2017年12月28日、慶應義塾大学理工学部 鈴木哲也教授との共同開発により、ガラス表面への「ダイヤモンドライクカーボン(DLC)」の成膜技術を開発したと発表した。 DLCとは人体に多く含まれ、生体組織から…詳細を見る -
東大など、新しい解析法により約25億年前の遺伝子制御システム複雑化の仕組みを解明
理化学研究所、高エネルギー加速器研究機構(KEK)および東京大学による研究グループは2017年12月27日、約25億年前に古細菌から真核細胞が誕生した際の、転写開始システムの複雑化が起こった仕組みを明らかにしたと発表した…詳細を見る -
東工大ら、従来の量子発光体の課題を解決するダイヤモンド量子発光体の作製に成功
東京工業大学は2017年12月26日、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構、独ウルム大学と共同で、高温で安定し、従来の量子発光体が持つ課題を解決する新しいダイヤモンド量子発光体の作製に成功したと発表した。 固体物…詳細を見る -
京大、観測により量子多体状態を制御する技術を確立
京都大学は2017年12月25日、周囲の環境との相互作用によるエネルギーや粒子の出入り(散逸)が量子相転移に与える影響を観測することに、世界で初めて成功したと発表した。「見られている」という観測の効果が、巨視的な量子現象…詳細を見る