カテゴリー:化学・素材系
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長尺カーボンナノチューブを利用し熱可塑性ふっ素樹脂(PCTEE)への導電性付与に成功
大陽日酸と東邦化成は2017年11月15日、両社の技術を持ち寄り、これまで機能性付与が困難だったふっ素樹脂に世界で初めて安定的な導電性と優れた耐薬品性、クリーン性を付与した高機能ふっ素樹脂「トーフロンPCTFE(帯電防止…詳細を見る -
東大、人工知能が「繰り返し成長すること」で計算コストを約1/3600に削減
東京大学生産技術研究所の溝口照康准教授らの研究グループは2017年11月15日、機械学習の転移学習という技術を活用して人工知能が繰り返し成長することで、物質の界面の構造を決定するための計算コストを1/3600まで削減する…詳細を見る -
東大、機械的刺激により見た目の色を大きく変える分子を発見
東京大学大学院工学研究科の松尾豊特任教授らは2017年11月13日、機械的刺激により吸収色(見た目の色)を大きく変える物質の合成に成功したと発表した。 押すなどの機械的な刺激で性質を変化させる現象をメカノクロミズム…詳細を見る -
三菱マテリアル、α線放出量を約50%低減したはんだ材料を開発し量産開始
三菱マテリアルは2017年11月13日、同社の電子材料事業カンパニーが、半導体素子の動作に悪影響を与えるα線放出量を従来品に比べて約50%低減したはんだ材料を開発し、量産を開始したと発表した。 はんだ材料は、加熱に…詳細を見る -
NEDOなど、難燃性マグネシウム合金押出材の機械特性の改善に成功
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と産業技術総合研究所(産総研)、不二ライトメタル、戸畑製作所は2017年11月1日、難燃性マグネシウム合金押出材の機械特性を改善することに成功したと発表した。 マグネシ…詳細を見る -
DICと神奈川工科大、3Dプリンタ造形物に近赤外蛍光色素による情報を埋め込む新技術を開発
DICと神奈川工科大学は2017年11月10日、3Dプリンタ造形物に近赤外蛍光色素を利用した情報を埋め込む新技術を開発したと発表した。 3Dプリンタは、企業ばかりでなく一般家庭でも導入が進み、その造形物に情報を埋め…詳細を見る -
韓国科学技術院大学、高速かつ高感度な水素センサーを開発
韓国科学技術院大学(KAIST)の研究チームが、金属有機構造体(Metal-Organic Framework:MOF)層で被覆したパラジウム(Pd)ナノワイヤーアレイを使い、高速かつ高感度な水素センサーの開発に成功した…詳細を見る -
名工大、使用量を従来の1/4以下に低減できる結晶粒微細化剤の開発に成功
名古屋工業大学は2017年11月9日、同大学の研究グループが、アルミ鋳造時に強度向上のため使用する結晶粒微細化剤(以下、微細化剤)中の異質核粒子の割合を、従来の4倍以上も含有させることに成功したと発表した。これにより微細…詳細を見る -
神戸大学、イオン液体を大量に含みながらも高い強靭性を示すゲルを開発
神戸大学は11月8日、同大学院の研究グループが、イオンのみから構成される液体(イオン液体)を大量に含みながらも、強靭性の高いゲルを開発したと発表した。CO2分離膜や、二次電池の電解質などへの応用が期待できるという。 …詳細を見る -
結晶化ガラスを正極材に用いた全固体ナトリウムイオン二次電池の室温駆動に成功
日本電気硝子は2017年11月8日、結晶化ガラスを正極材に用いた全固体ナトリウム(Na)イオン二次電池を試作し、室温駆動に成功したと発表した。結晶化ガラスを正極材に用いた成功例は世界初だという。 今回同社がガラス開…詳細を見る