カテゴリー:電気・電子系
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ネットワークの対称性が発電機群を同期させる――電力ネットワークの同期現象を理論解明 東工大
東京工業大学は2018年5月2日、電力ネットワークのモデリングや解析、制御に関する一連の研究成果をグラフ理論により検討し、ネットワーク結合された発電機群の同期を実現するための基本原理を明らかにしたと発表した。ネットワーク…詳細を見る -
リチウムイオン電池より数倍高性能――金属リチウム二次電池の実用化を目指す技術開発
デラウェア大学を中心とした国際研究チームが、金属リチウムを電極として利用する際の、より安全で効率的な技術を考案した。高いエネルギー密度が達成できる金属リチウム二次電池の実用化に関して、ボトルネックとなっている金属リチウム…詳細を見る -
逆時空間での光と電子の接触、反発を観測――量子コンピューターのノイズ問題解消に道 阪大
大阪大学は2018年5月1日、カーボンナノチューブを綺麗に敷き詰めて光を鏡で閉じ込めることで、逆時空間における光と電子の接触や反発を観測したと発表した。この観測を発展させることで、ノイズの影響を受けない光の粒を制御する技…詳細を見る -
UCサンディエゴ校、アルコール濃度を長期間モニターできる小型皮下埋込型センサーを開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校のエンジニア達は、超小型・超低電力で皮下に埋め込むことのできるセンサーを開発した。このセンサーを利用してアルコールを長期間継続的にモニターができるという。 写真はセンサーと、1セント…詳細を見る -
ネコやクジラ以上の聴力をナノスケールで実現――120MHzで110dBのダイナミックレンジをもつナノデバイス「Drumhead」
ケース・ウェスタン・リザーブ大学電気工学のPhilip Feng準教授らのグループが2018年3月30日、体積が人間の鼓膜の数10兆分の1、厚さ10万の1という「Drumhead(ドラムヘッド:ドラム打面の皮)」の開発に…詳細を見る -
有機太陽電池の界面構造を解明――理研と日本電子、「双子の半導体ポリマー」で分子レベルの混合状態を明らかに
理化学研究所(理研)と日本電子の共同研究チームは2018年4月26日、有機太陽電池中の半導体分子の混合状態における界面構造を分子設計によって制御できることを見出し、分子レベルでの界面構造を明らかにしたと発表した。有機太陽…詳細を見る -
発電しながら二酸化炭素を削減――大阪市立大、太陽光で発電するバイオ燃料電池の開発に成功
大阪市立大学は2018年4月25日、発電しながら二酸化炭素を削減し「ギ酸」を生成する機能を持つバイオ燃料電池の開発に成功したと発表した。今後は化石エネルギーに頼ることなく、二酸化炭素を利用し削減しながらバイオエネルギーを…詳細を見る -
コーネル大、電場による2次元磁石の磁界スイッチングに成功
コーネル大学の応用物理工学科のJie Shan教授らのグループが2018年4月3日、電場を使って厚さ数原子の2次元材料の磁気スイッチング制御に成功したと発表した。今回研究で示された電気的手段による磁気を制御によって、全く…詳細を見る -
厚みわずか2分子の超極薄、大面積、高性能有機半導体を開発 東大など
東京大学、産業技術総合研究所などによる研究グループは2018年4月25日、簡易な塗布法を用いて、手のひらサイズの面積全体にわたって分子が規則正しく整列し、かつ有機分子2分子分(約10nm)の厚みをたもつ、超極薄で大面積、…詳細を見る -
糸状の編める電池を開発――充電可能で防水性を備え、切ってもまたつなげれば電池に
香港城市大学などがつくる研究グループは2018年3月、充電可能で防水性と柔軟性を兼ね備えた糸状の電池を開発したと発表した。この電池は、切り刻んだ後も機能することを確認できたという。 1次元状のファイバーや糸は、小さ…詳細を見る