カテゴリー:電気・電子系
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量子スピンアイス中の「創発的光」出現の痕跡を観察――沖縄科学技術大などが方法を提起
沖縄科学技術大学院大学は2018年6月6日、同大学のニック・シャノン教授らの研究グループが2012年に提起した、量子スピンアイス中の光を検知する方法による特徴的な痕跡を、スイスの研究者らが実験により観察することに成功した…詳細を見る -
日本電産、電気自動車向け超急速充電システムを開発――15分以下で80%充電、配電網への負荷も軽減
日本電産は2018年6月5日、子会社の日本電産ASIが、電気自動車向けのウルトラファストチャージャー(UFC、超急速充電システム)を開発したと発表した。充電スタンドと国内配電網の間に設置する新システムで、世界最高クラスの…詳細を見る -
2018年の世界半導体市場、昨年に続き2桁成長。日本市場は前年比+5%――WSTS予測
WSTS(世界半導体市場統計)は2018年6月5日、2018年春季半導体市場予測を発表した。 発表によると、2018年の世界半導体市場は前年比+12.4%の4634億ドルで、4122億ドルで同+21.6%だった20…詳細を見る -
東芝、セパレーターを用いない新構造のリチウムイオン二次電池を開発
東芝は2018年6月4日、セパレーターを用いない新構造のリチウムイオン二次電池を開発したと発表した。 電極材料の表面を樹脂製の極薄ナノファイバー膜で覆ったSkin-Coated Electrode(SCdE)を用い…詳細を見る -
IBM、1×1mmの”世界最小”コンピューターを披露――ブロックチェーンに活用し、偽造・すり替えゼロの社会へ
IBMは2018年3月、同社の年次イベント「Think 2018」において、塩の粒よりも小さな“世界最小”コンピューターを発表した。 海外メディアが伝えるところでは、“世界最小”コンピューターのサイズはわず…詳細を見る -
量子コンピューター実現のカギとなる「量子スピン液体」を示す新材料
オレゴン州立大学OSUの研究チームが、量子コンピューターのキーとなる可能性がある物質を見出した。オスミウム(記号Os)を用いた無機化合物で、絶対零度近くに冷却しても、電子スピンの向きが整列しない「量子スピン液体」の状態示…詳細を見る -
光の力でナノ粒子を捕集――北大ら、ナノ粒子をワンステップで配置/固定する新技術を開発
北海道大学は2018年5月31日、熊本大学と共同で、金属のナノサイズ空隙にナノ粒子を非接触で捕集し、ワンステップで配置/固定する新技術を開発したと発表した。 医薬品、化粧品、燃料電池の触媒など幅広く利用されているナ…詳細を見る -
圧電セラミックスで振動を抑える制振階段「SPADA-stairs」――竹中工務店、床制振技術を応用
竹中工務店は2018年5月30日、鉄骨造建物の床に生じる微細な振動を低減することで居住性を改善する床制振技術「SPADA-floor」を鉄骨階段に応用した「SPADA-stairs」を、同社の大阪本社改修時に初適用したと…詳細を見る -
パナソニック、半導体パッケージやモジュールに適した超低伝送損失基板材料を開発
パナソニックのオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は2018年5月29日、半導体パッケージやモジュールに適した超低伝送損失基板材料を製品化し、6月から量産を開始すると発表した。同社によると、20GHzで同社従来…詳細を見る -
JSTと東北大、スピン流スイッチの動作原理を発見――エレクトロニクスの次、高速・省電力デバイス開発のカギとなる「スピントロニクス」発展の一助に
科学技術振興機構(JST)と東北大学は2018年5月29日、スピン流の流れやすさを制御するスピン流スイッチの原理を発見・実証したと発表した。 高速な不揮発メモリーや超高密度なハードディスクなど、次世代情報処理技術「…詳細を見る