カテゴリー:エンジニア分野別
-
メガソーラ向け太陽電池のシリコン単結晶作製に生産性の高い新手法で成功
科学技術振興機構(JST)の中嶋一雄研究チームリーダーらは2016年8月9日、生産性の高いキャスト成長炉で作製したシリコン単結晶インゴットを用いて太陽電池を製作し、高変換効率を高い歩留まりで実現したと発表した。文部科学省…詳細を見る -
有機半導体に欠かせない縮環チオフェンを簡単に合成できる新反応を開発
科学技術振興機構と名古屋大学は2016年8月9日、有機半導体に欠かせない縮環チオフェンを簡便かつ短工程で合成できる新反応を開発したと発表した。 縮環チオフェンとは硫黄と炭素からなる5員環「チオフェン」を含む芳香族化…詳細を見る -
次世代の発電技術、“オーガニック太陽電池”を実用化に近付ける新素材を発見
現在主流のシリコン系太陽電池に続く次世代の発電技術として、有機物を使って作られたオーガニック太陽電池の研究が進められている。 オーガニック太陽電池は非常に薄く、曲げることが可能で、半透明といった特徴がある。シリコン…詳細を見る -
ディスコ、SiCインゴットからウェーハをレーザーで切り出す新手法を確立
ディスコは2016年8月8日、レーザ加工によるインゴットスライス手法「KABRA」プロセスを開発したと発表した。同プロセスを導入すれば、次世代パワーデバイス素材として期待される炭化ケイ素(SiC)ウェーハ生産の高速化、取…詳細を見る -
紙製の3次元微生物燃料電池、毛管現象を利用して外部電源不要に――米大学
紙で作られた3次元微生物燃料電池(MFC)システムが、米アイオワ州立大学の研究チームによって開発された。 紙の毛管現象を利用して燃料液体をMFCシステムに連続的に誘導し、燃料誘導用の外部電力を不要にするというコンセ…詳細を見る -
名大、共有結合性有機ナノチューブを2段階で簡便に合成する新手法を開発
名古屋大学は2016年8月5日、伊丹健一郎教授を中心とする同大学の研究グループが、カーボンナノチューブに似た筒状の構造体「有機ナノチューブ」を簡単な有機化合物からわずか2段階で簡便に合成する手法を開発したと発表した。 …詳細を見る -
昭和電工、常温硬化するノンスチレン水系ビニルエステル樹脂を開発
昭和電工は2016年8月5日、常温硬化するノンスチレン水系ビニルエステル樹脂を開発したと発表した。10月からサンプル出荷を開始する。 オフィスビルやホテル、ショッピングモールなどの下水処理施設では、排水槽内で腐敗し…詳細を見る -
将来性のある仕事に就くために必要なスキルとは?――IDC調査
将来性のある仕事に就くために必要なスキルとは何か――。米調査会社のIDCが、アメリカで2015年に募集された7670万件の求人情報を分析し、2024年にかけて将来性があると考えられる仕事を特定した。その仕事で採用される人…詳細を見る -
新日鐵住金など、3次元熱間曲げ焼入れ技術でフロントピラーを軽量化
新日鐵住金、日鉄住金鋼管、エイチワンの3社は2016年8月4日、自動車の大幅な軽量化を実現するために、3次元熱間曲げ焼入れ(3DQ)した角型鋼管を用いてフロントピラーを開発したと発表した。 車体の軽量化には、高強度…詳細を見る -
阪大など、ペロブスカイト太陽電池の材料探索時間を1/10以下に短縮
大阪大学は2016年8月4日、同大学大学院工学研究科の佐伯昭紀准教授と京都大学化学研究所の若宮淳志准教授らの研究グループが、次世代太陽電池として期待されるペロブスカイト太陽電池の材料探索時間を1/10以下に短縮する手法を…詳細を見る