タグ:カーボンナノチューブ
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炭素繊維とCNTを複合化――東邦テナックス、高弾性・高耐衝撃性プリプレグを開発
帝人グループで炭素繊維・複合材料事業を展開する東邦テナックスは2018年2月15日、同社が航空宇宙用途向けに展開する高強度・高弾性率の炭素繊維と、カーボンナノチューブ(CNT)との複合により、高い弾性率と耐衝撃性を両立す…詳細を見る -
京大、「炭素ナノリング」の大量合成と有機デバイス素子の作製に成功
京都大学は2017年12月5日、「炭素ナノリング」の大量合成に成功したと発表した。 炭素ナノリングはベンゼン環をリング状につなげたシクロパラフェニレン(CPP)に代表される、カーボンナノチューブやフラーレンの最小単…詳細を見る -
富士通、既存の材料に比べ3倍の放熱性能を持つ「純カーボンナノチューブ放熱シート」を開発
富士通研究所は2017年11月30日、高い放熱性能を持つ「高熱伝導カーボンナノチューブシート」の開発に成功したと発表した。高熱伝導性と耐熱性を両立する垂直配向カーボンナノチューブで構成された同シートは、既存のインジウムを…詳細を見る -
長尺カーボンナノチューブを利用し熱可塑性ふっ素樹脂(PCTEE)への導電性付与に成功
大陽日酸と東邦化成は2017年11月15日、両社の技術を持ち寄り、これまで機能性付与が困難だったふっ素樹脂に世界で初めて安定的な導電性と優れた耐薬品性、クリーン性を付与した高機能ふっ素樹脂「トーフロンPCTFE(帯電防止…詳細を見る -
東北大など、カーボンナノチューブの原子構造を制御する新たな合成手法を開発
東北大学の加藤俊顕准教授らのグループは2017年9月11日、東京大学の澁田靖准教授との共同研究により、カーボンナノチューブの新たな原子構造制御法の開発に成功したと発表した。 カーボンナノチューブは、グラフェンシート…詳細を見る -
3Dプリントの強度を2.75倍に――カーボンナノチューブの特性を生かし積層面を”溶接”
3Dプリンターで製作した部品は、航空宇宙や軍事関連、医療機器に至るまで、幅広い業界で利用されている。 しかし現在のところ、3Dプリント部品には比較的壊れやすいという課題があり、試作品や玩具部品としての利用が主な用途…詳細を見る -
東大など、カーボンナノチューブの内包物質による熱伝導性の変化を実証
東京大学は2017年8月1日、名古屋大学、スタンフォード大学と共同で、内包物質による単層カーボンナノチューブの熱伝導性の変調効果を実証したことを発表した。同大学らによると世界で初めての実証となるという。 カーボンナ…詳細を見る -
岡山大学、可視光での水素製造効率47%の光触媒を開発――CO2フリー水素製造技術の実用化へ
岡山大学は2017年6月23日、吸収した可視光の47%を水素に変換できるカーボンナノチューブ光触媒を開発したと発表した。 岡山大学の研究グループはこれまでに、カーボンナノチューブによる水素製造が可能であることを明ら…詳細を見る -
産総研、カーボンナノチューブを用いて高温でも形状を維持できるOリングを開発
産業技術総合研究所(産総研)は2017年6月8日、カーボンナノチューブを用いて、高温/高圧耐性に優れ、しかも高温でも形状を維持できるOリングを開発したと発表した。 今回開発したOリングは、スーパーグロース法を用いて…詳細を見る -
単一構造のカーボンナノチューブ合成へ道筋。名古屋大、カーボンナノベルトを世界で初めて合成
名古屋大学は2017年4月14日、カーボンナノチューブの部分構造を持つ「カーボンナノベルト」の合成に世界で初めて成功したと発表した。単一構造のカーボンナノチューブ合成につながる成果だと見られている。研究成果は、「Scie…詳細を見る