タグ:コロラド大学ボルダー校
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カギは磁石——無重力の宇宙空間で酸素を抽出するシステムを考案
英ウォーリック大学をはじめとする国際研究チームは、ネオジム磁石を使って、無重力に近い環境で酸素を抽出する手法を提案した。ISS(国際宇宙ステーション)や、月や火星の有人探査に利用できる可能性がある。研究結果は、2022年…詳細を見る -
グラフェンに似た構造を持ち、長い間理論上の炭素材料であったグラフィンの合成手法の確立
米コロラド大学ボルダー校の研究チームが、グラフィンという炭素材料を大量合成する方法を見いだした。グラフィンは、ユニークな電子伝導性、機械特性、光学特性を持つと理論的に予想されており、エレクトロニクス、光学、そして半導体材…詳細を見る -
固体と液体を混ぜて使う、新しいインクジェット3Dプリンティング手法――ロボットをゼロから造形する未来へ
固体材料と液体材料を混合して同時に造形する新しい3Dプリンティング手法が開発された。この成果は、手作業で部品を組み立てることなく、ボタンを押すだけでロボットや伸縮性のある電子医療機器の全体を3Dプリントできる未来をもたら…詳細を見る -
体温をバッテリーに利用する、自己修復型ウェアラブル熱電発電機を開発
コロラド大学ボルダー校の研究チームが、体温の熱エネルギーを利用して発電する、低コストのウェアラブル熱電発電機を開発した。ジョッギングやウォーキングなどにより発生する体内の熱エネルギーを、皮膚に貼付した熱電素子によって電気…詳細を見る -
まるでSF、人間の皮膚にインスパイアされた「真にウェアラブル」な電子スキン――肌に貼って体温や心拍数などの計測が可能
人間の皮膚にインスパイアされた「真にウェアラブル」な電子デバイスが開発された。かさばるスマートウォッチとは異なり、伸縮性があって人間の肌に貼り付けることができ、完全にリサイクル可能な回路基板となっている。この研究はコロラ…詳細を見る -
「天然の凍結防止剤」をまねた合成ポリマーで、コンクリートの耐久性を高める技術
コロラド大学ボルダー校の研究チームは、自然界にある不凍タンパク質をヒントに、合成ポリマーを添加することで、コンクリートの凍結融解による損傷を効果的に防止できることを発見した。研究結果は、『Cell Reports Phy…詳細を見る -
磁性がレーザー照射によって変わる「磁化反転」の仕組みを解明――スピンが流体のように振る舞う
コロラド大学ボルダー校の科学者たちは、極薄の磁石をレーザーで照射すると、一時的に磁力を失い、その後再び磁力が復活し、磁性が反転する場合があるという現象の仕組みを解明した。この「磁化反転」は、レーザー照射によって磁石内のス…詳細を見る -
電気を使わない新素材冷却シートを開発――R2Rで大量生産も可能
コロラド大学ボルダー校の研究チームは、直射日光下でも、水やエネルギーを消費することなく冷却できる新素材を開発した。 この冷却シートは、家庭用アルミホイルより若干厚い50μm厚のガラスとポリマーのハイブリッド素材によ…詳細を見る