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カゴメ格子金属のループ電流秩序を理論的に解明 名古屋大などの研究グループ
名古屋大学は2023年12月15日、京都大学との研究グループが、カゴメ格子構造の金属化合物で観察される「ループ電流秩序」という現象を理論的に解明したと発表した。ループ電流秩序は、電子が減衰せずに回転運動を続けるという極め…詳細を見る -
世界初の技術である、電界ろ過法を用いた電界フィルターを発表 名古屋大、三菱化工機
名古屋大学大学院工学研究科向井研究室は2023年11月22日、三菱化工機と共同で、電界フィルター「Ele-Fil(エレフィル)」を発表した。世界初の技術である電界ろ過法を用いている。 膜分離をはじめとする従来のろ過…詳細を見る -
分子レベルの薄さのパラジウムナノシートを開発――水素発生触媒として世界トップクラスの活性を実現 名古屋大学
名古屋大学は2023年11月14日、同大学未来材料・システム研究所の研究チームが、分子レベルの薄さのパラジウム(Pd)ナノシートを開発したと発表した。 Pdは、さまざまな触媒として用いられている貴金属だ。既存のPd…詳細を見る -
ゴムと金属の接着老化に関わる反応の可視化に成功――ゴム材料の長寿命化/再資源化に寄与 名古屋大学ら
名古屋大学は2023年11月7日、同大学大学院理学研究科および同大学物質科学国際研究センター、横浜ゴム、高輝度光科学研究センター、北陸先端科学技術大学院大学の共同研究チームが、ゴムと金属の接着老化に関わる反応の可視化に成…詳細を見る -
潤滑油を接触面に捕集する技術を開発――安価な潤滑油で高効率/低摩擦に動く機械の実現に寄与 東北大学ら
東北大学は2023年10月31日、同大学大学院工学研究科と名古屋大学大学院工学研究科、韓国光技術院(KOPTI)の共同研究チームが、潤滑油を接触面に捕集する技術を開発したと発表した。主成分に安価な潤滑油を用いる場合でも、…詳細を見る -
高性能熱電材料「Ba1/3CoO2」の単結晶化に成功――サファイア基板上から単結晶膜を剥離 北海道大学ら
北海道大学は2023年10月20日、名古屋大学および釜山大学と共同で、高温・空気中でも安定な高性能熱電材料「Ba1/3CoO2」の単結晶化に成功したと発表した。 熱電材料は、工場や自動車から排出される高温の排熱を再…詳細を見る -
結晶の「ズレ」が音速を超えて伝播することを実証――超高速X線イメージングで観察 大阪大学ら
高輝度光科学研究センターは2023年10月5日、大阪大学や理化学研究所(理研)などの研究グループが、結晶中の転位が物質固有の音速よりも速く伝播する現象を、理研のX線自由電子レーザー施設「SACLA」で確認したと発表した。…詳細を見る -
分光測定の時間を短縮できる解析プログラムを開発 名古屋大学
名古屋大学未来材料・システム研究所の原田俊太准教授の研究グループは2023年9月6日、分光データの解像度を向上させる独自のアルゴリズムにより、分光測定の時間を短縮できる解析プログラム「スペクトル超解像」を発表した。X線光…詳細を見る -
コピーできないQRコードを実現――甲虫や蝶の羽のように発色するコレステリック液晶を開発
名古屋大学の研究チームが、輝度の高い艶があって見る方向によって色が変化する、甲虫の外殻表面や蝶の羽根の発色メカニズムを模倣することによって、偽造防止が可能なQRコードを作成する手法を考案した。研究成果が、2023年7月9…詳細を見る -
薄膜型全固体電池の化学反応の丸ごと可視化に成功 東北大など研究グループ
東北大学は2023年8月4日、同大学と名古屋大学、一般財団法人ファインセラミックスセンターなどの研究グループが、X線顕微鏡を使い、充放電中の薄膜型全固体電池内の化学状態変化を丸ごと可視化することに成功したと発表した。薄膜…詳細を見る