タグ:学術
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プラスチックごみを食用タンパク質へ――バクテリアと熱を使った「食料製造機」
プラスチックごみ問題と食糧問題は、ともに人類が抱える重要課題だ。この2つの課題を同時に解決する画期的なアイデアで、イリノイ大学教授のTing Lu氏とミシガン工科大学准教授のSteve Techtmann氏は「Futur…詳細を見る -
廃熱を電気エネルギーに変換する高効率熱電材料を開発
米国ノースウェスタン大学と韓国ソウル大学の共同研究チームが、温度差を起電力に変換する熱電効果の高い多結晶セレン化スズを製造する技術を開発した。高純度化によって有害な表面酸化物を除去することに成功し、これまでに報告されてい…詳細を見る -
MIT、触覚刺激を検知してマッピングするタッチセンサーグローブを開発
MITを中心とする研究チームは、圧力やその他の触覚刺激を感知できるタッチセンサーグローブを開発した。グローブの内側には、グローブ全体の圧力のわずかな変化を検出、測定、マッピングするセンサーシステムが取り付けられており、脈…詳細を見る -
Amazon、新たな宅配ロボットシステムの特許を申請
米Amazonは宅配に関するロボットを用いた新しいシステムの特許を申請した。公開番号US 2021/0209543 A1で、2021年7月8日に公開されている。 宅配ロボットシステムは、ドライバーが運転する大型トラ…詳細を見る -
人々により安全な飲料水を――MIT、水から効率的に重金属を除去する方法を考案
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、グラフェンを利用して飲料水から有害な重金属を効率的に除去する方法を考案した。繰り返し利用可能な酸化グラフェンフォームを開発し、電解析出法を利用して水に含まれるウランの結晶…詳細を見る -
野菜の切断をモデル化する――農産物加工用ロボットのための切断シミュレータを開発
南カリフォルニア大学とNVIDIAの研究チームは、果物や野菜といった食べ物をカットするときにナイフにかかる力を高精度で再現できるシミュレータ「DiSECt(A Differentiable Simulation Engi…詳細を見る -
スマホ画面が割れても自然に修復――自己修復する透明な有機結晶材料を開発
インド科学教育研究大学(IISER)とインド工科大学(IIT)の研究チームは、独自の内部分子構造を持つ有機結晶材料を合成し、損傷を受けても自律的に修復することを確認した。透明で従来の自己修復材料より硬いこの材料により、将…詳細を見る -
高強度レーザー2本による「ペンチ」で反物質を生成する新手法――シミュレーションにより実現可能であることが判明
シミュレーションにより、高強度の2ビームレーザー設備と先進的なターゲット設計を用いれば、電子と陽電子(電子の反粒子)を光のみから生成するために必要な条件を達成可能であることが示された。今回発見されたプロセスでは、反物質の…詳細を見る -
超小型メモリーデバイスの可能性――常温で強磁性を示す2D薄膜磁性体材料を開発
国立ローレンス・バークレー研究所とカリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、常温でも強磁性を示す1原子厚さの2D薄膜磁性体材料を開発した。コバルト添加のファンデルワールス酸化亜鉛(ZnxCo1-x)Oの2D薄膜であり…詳細を見る -
複数デバイス充電も可能なワイヤレス充電システムを開発――20cm全方位をカバー
フィンランドのアールト大学の研究チームは、同時に複数のデバイスを充電するワイヤレス電力伝送(WPT)システムを開発した。方向に関わらず、20cm離れた場所まで90%の効率で給電可能で、充電中にデバイスを動かしても構わない…詳細を見る