タグ:学術
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新型コロナの感染を検出できるフェイスマスクのプロトタイプを開発
MITとハーバード大学の研究チームは、着用者がボタンを押すだけで、90分以内に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかっているかを診断できるマスクのプロトタイプを開発した。マスクには使い捨ての小さなセンサーが埋…詳細を見る -
バイオ燃料の限界を超える人工酵母を開発
MITの研究者らは、藁(ワラ)や雑草などのトウモロコシ以外の植物もバイオエタノールの原料として利用できる手法を開発した。セルロース系バイオマスの分解副産物であるアルデヒドをアルコールに変換できるように酵母を操作し、酵母の…詳細を見る -
3Dプリント製ピストルグリップで東京五輪に出場――アセトン蒸気で後処理し表面を滑らかに
バイアスロン選手や射撃選手向けにカスタム用品を提供している仏Athletics 3Dが、ポーランドのZortrax製3Dプリンター「Zortrax M300 Dual」を用いて、フランスの射撃代表選手Celine Gob…詳細を見る -
ミルクプロテインから過酷な環境で優れた性能を発揮する発泡プラスチックを開発
スウェーデン王立工科大学(KTH)は、ホエイプロテイン(乳清タンパク質)から高性能な発泡プラスチックを開発した。この発泡プラスチックは、石油を原料とする一般的な熱可塑性の発泡プラスチックよりも極めて優れた耐熱性を有してい…詳細を見る -
自動車のフロントガラス両脇のピラーを「透明」にできる?――想像の世界の「透明マント」を実現する光学クローキングの進歩
自然なインコヒーレント光(干渉性の低い光)で機能し、標準的な光学部品を用いて実現可能な不可視化クローク開発に関する近年の進歩を検証したチュートリアル論文が発表された。トヨタ自動車が米国に設立した研究拠点の1つである米To…詳細を見る -
水を飲むだけでピタリと止まる――しゃっくりを簡単に止められるストローを開発
急に出てくるしゃっくりは、なかなか止まらなくて不快なだけでなく、QOL(生活の質)に影響を与えることもある。しゃっくりを止めるために、息を止める、箸をコップに十字に置いて4カ所から水を飲む、など民間療法は多いが、その効果…詳細を見る -
ウェアラブルなスマートデバイス向けプリンテッドエレクトロニクスを考察する
ウェアラブルデバイスの飛躍的な普及に伴い、フレキシブルな蓄電デバイスの需要が急増している。その中でも、柔軟な電気二重層コンデンサ(フレキシブルスーパーキャパシタ:FSC)は、軽量で安全性が高く、他とのデバイスとの統合が容…詳細を見る -
ナノカーボン微粒子による発電方法を開発――有機溶媒との相互作用を利用
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、粉砕したカーボンナノチューブ(CNT)が周囲の有機溶媒と相互作用することで電流を発生させる方法を発見した。研究成果は、化学反応促進用リアクターや、マイクロまたはナノスケー…詳細を見る -
数学理論を用いて「友情のパラドックス」を詳しく解析――ソーシャルメディア上では成功や社会的地位に対してゆがんだ見方が生じることに注意
「あなたの友人にはおそらくあなたより多くの友人がいる」という「友情のパラドックス(フレンドシップ・パラドックス)」について数学理論を構築し、その理論に基づく予測と実社会のネットワークデータセットでの測定結果とを比較した研…詳細を見る -
GoogleがAIを使って次世代AIチップを設計――数カ月の工程を6時間で
Googleは、機械学習のひとつ、深層強化学習を利用して、コンピューターチップを短期間で設計する手法を開発した。その手法を使うと、通常数カ月かかる処理を6時間以下に短縮し、性能や消費電力は同等かそれ以上のチップデザインを…詳細を見る