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東大、室温で巨大な磁気熱電効果を示す磁性金属を開発――無毒で低コストな発電への応用に期待
東京大学は2018年7月31日、理化学研究所などとの研究グループが、室温で巨大な磁気熱電効果「異常ネルンスト効果」を示す磁性金属Co2MnGaの開発に成功したと発表した。Co2MnGaは、これまでの最高値の10倍以上大き…詳細を見る -
東大と岡山大、光励起による超高速原子変位の直接観測に成功――光メモリーなどへの応用に期待
東京大学は2018年7月30日、岡山大学および独マックスプランク研究所と共同で、光照射直後に生じるこれまでにない超高速の原子変位の様子を、直接観測することに成功したと発表した。 通常、物質の原子間の結合は非常に強く…詳細を見る -
磁性半導体における、異常ホール効果値の磁化に比例しない振る舞いを発見 理研と東大
理化学研究所(理研)は2018年7月21日、東京大学と共同で、「磁性半導体」であるチタン酸ユーロピウム(EuTiO3)の高品質単結晶薄膜を作製し、通常は磁化に比例する異常ホール効果の値が、磁化に伴ってさまざまな値をとるこ…詳細を見る -
世界で最も低ノイズの有機トランジスタ作製に成功 東大と産総研など
東京大学と産業技術総合研究所などによる研究グループは2018年7月18日、有機トランジスタのノイズの原因となるトラップ(半導体中の電荷が空間的/エネルギー的に捕獲されること)の密度を高感度で定量化する技術を開発し、ノイズ…詳細を見る -
宇宙ニュートリノの観測情報を基にした電磁波の追観測により、放射源天体の同定に成功
国立天文台は2018年7月13日、南極のニュートリノ観測所で捉えられた宇宙ニュートリノの情報を基にした電磁波の追観測により、放射源天体を同定することに史上初めて成功したと発表した。 ニュートリノはこれまで、太陽の中…詳細を見る -
京大ら、80年にわたり探索が続けられてきた幻の粒子「マヨラナ粒子」の実証に成功――トポロジカル量子コンピューター実現に期待
京都大学、東京大学、東京工業大学らの共同研究グループは2018年7月12日、幻の粒子として素粒子物理学を中心に探索が続けられてきた「マヨラナ粒子」の実証に成功したと発表した。 物質を構成する陽子や電子はフェルミ粒子…詳細を見る -
東大、パラジウム表面に金を混ぜると水素吸収が40倍以上加速されることを発見
東京大学は2018年7月10日、水素吸蔵材料であるパラジウム(Pd)の表面に金(Au)を混ぜることにより、水素の吸収速度が40倍以上加速されることを発見したと発表した。 近年、水素のエネルギー利用のための研究が進め…詳細を見る -
NIMSら、ビーカーを使ったカーボンナノシートの簡易な合成に成功
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年7月6日、名古屋大学、東京大学と共同で、カーボンナノリングからカーボンナノシートを、簡易に合成する手法を開発したと発表した。 カーボンナノシートは、高い導電性や触媒機能も持…詳細を見る -
東大ら、機械学習により熱電変換性能を最大にするナノ構造の設計を実現――自立発電技術の発展に期待
東京大学と物質・材料研究機構(NIMS)は2018年6月16日、ベイズ最適化と熱電物性計算を組み合わせて熱電変換材料のナノ構造を最適設計することに成功したと発表した。 IoTなどで必要となるセンサーや情報通信デバイ…詳細を見る -
最も重い素粒子「トップクォーク」の質量起源もヒッグス機構と判明――欧州合同原子核研究機関が発表
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のATLAS測定器で実験を行う「アトラス日本グループ」の主要メンバーである高エネルギー加速器研究機構と東京大学は2018年6月7日、欧州合同原子核研究機関(CERN)が同年6月4日午後2…詳細を見る