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燃料電池向け高反応率/低稼働温度の空気極材料開発――SOFCの稼働温度を200℃低減 中部大学
中部大学は2019年4月22日、従来よりも反応率が高く、かつ低温稼働が可能な、燃料電池向けの空気極材料を開発したと発表した。 燃料電池には、主に固体高分子型燃料電池(PEFC)と固体酸化物形燃料電池(SOFC)の2…詳細を見る -
特定の波長の光では不可視になる単一物質円柱構造を発見――光や電波と干渉しないデバイス等への応用に期待 東工大
東京工業大学は2019年4月22日、特定光で観測できない不可視な単一物質の円柱構造を発見したと発表した。 物質や構造を不可視化する技術が注目を集めている。ここでいう不可視な構造とは、構造が透明で、かつ光が照射された…詳細を見る -
セルロースの固有複屈折を解明――光学部材としての本格的な活用に期待 阪大
大阪大学は2019年4月17日、同大学の研究グループがセルロースの基礎的な光学制御性能である「固有複屈折」を解明したと発表した。 木材などから得られるセルロースナノファイバーは、成膜すると柔軟で高強度かつ低熱膨張性…詳細を見る -
エンジンの駆動中における、ピストン内部での潤滑油の挙動の可視化とシミュレーションに成功 東海大
東海大学は2019年3月26日、乗用車用エンジンの駆動中において、ピストン内部で生じる潤滑油の挙動を可視化するとともに、その動きをシミュレーションすることに世界で初めて成功したと発表した。 自動車用エンジン内部では…詳細を見る -
着るだけで心電図を計測できるスマートウェアを開発――起毛ドライ電極と独自の評価装置を用いた設計最適化により実現 産総研ら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年4月18日、産業技術総合研究所(産総研)と名古屋大学がNEDOプロジェクトにおいて、心電図を計測できるスマートウェアを開発したと発表した。着るだけで心臓疾患の正確…詳細を見る -
ニューロンとシナプスに似た動作を示す新型のスピントロニクス素子を開発――脳を模した新型コンピュータ開発に期待 東北大
東北大学電気通信研究所は2019年4月16日、脳の神経回路網を構成するニューロンとシナプスに似た動作を示す新型のスピントロニクス素子を開発したと発表した。この素子を用いることで、生体の神経回路の機能を人工的に再現できる。…詳細を見る -
光変調器と光トランジスタの超省エネ化に成功――光電融合型プロセッサチップへの応用に期待 NTT
NTTは2019年4月16日、世界最小の消費エネルギーで動作する光変調器と光トランジスタを開発したと発表した。この技術により、光による高度な信号処理技術をプロセッサチップに導入できることから、従来にない超低消費エネルギー…詳細を見る -
マイクロ波照射による無電極発熱ランプの急速加熱技術を開発――電気配線不要で省エネ性、耐久性、保守性に優れる 東京農工大など
東京農工大学は2019年4月15日、オーク製作所およびテクノリサーチと共同で、遠隔からのマイクロ波照射による無電極発熱ランプの急速加熱技術を開発したと発表した。 加熱処理装置は多くの製造現場で利用されているが、従来…詳細を見る -
ギネスビールがはらむ半世紀来の謎が解明――泡が織りなす模様の発生原因が明らかに 阪大ら
大阪大学は2019年4月11日、コップに注いだギネスビールの泡が作り出す模様が、雨水が傾斜面を下降する際に現れる模様(転波)と同様に、コップの傾斜面を液体の塊が転がり落ちているものであることを、同大大学院基礎工学研究科の…詳細を見る -
ニッケル錯体の安定化に成功――キレート剤であるピンサー配位子を分子修飾 OIST
沖縄科学技術大学(OIST)は2019年4月12日、博士課程学生のセバスチャン・ラポインテ氏が、金属の中心と結合しているキレート剤であるピンサー配位子を分子修飾し、この配位子が反応性の高い錯体を安定化できることを突き止め…詳細を見る