タグ:研究
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バイオプラスチック原料を大量合成する技術を開発――環境調和型触媒反応プロセスによる再生可能資源を活用したバイオ化学品製造技術 北大ら
北海道大学は2019年4月11日、同大学の研究グループが三菱ケミカルと共同で、高性能バイオポリエステルであるポリエチレンフラネート(Polyethylene furanoate、PEF)の原料となるフランジカルボン酸(F…詳細を見る -
グラフェン構造を数学的観点から設計し、その優位性を電気化学イメージングにより初実証――非金属の電極による安価な水素製造技術を加速 東北大など
東北大学は2019年4月4日、大阪大学らと共同でグラフェン構造を数学的観点から設計し、その優位性を電気化学イメージングにより初実証したと発表した。 水素は燃料電池車への応用が期待されているエネルギーキャリアだが、そ…詳細を見る -
室温で緑色発光するp型/n型新半導体を開発――ペロブスカイト型硫化物で実現 東工大
東京工業大学は2019年4月4日、同大学の研究グループが独自の化学設計指針をもとに、適切な元素置換により電気特性の制御ができ、室温で緑色発光するペロブスカイト硫化物の新半導体「SrHfS3」を開発したと発表した。高効率、…詳細を見る -
柔らかいスピントロニクスセンサーで生体モーションの計測に成功――フレキシブルスピンシートなど新タイプのセンサー開発に期待 東大と村田製作所
東京大学と村田製作所は2019年4月3日、柔らかいスピントロニクスセンサーで生体モーションを計測することに成功したと発表した。 スピントロニクスは、磁気記録デバイスやセンシング素子の高度化/省エネ化に大きな貢献をし…詳細を見る -
ミノムシ糸が、クモ糸を超える強さを持つ理由を科学的に解明――高い秩序性階層構造に起因 農研機構と豊田工業大
農研機構は2019年4月2日、豊田工業大学との共同研究で、ミノムシの糸の強さが高度に形成された秩序性階層構造に起因することを明らかにしたと発表した。ミノムシ糸の産業化が、今後一層進むことが期待されるという。 現在、…詳細を見る -
「海ぶどう」の全ゲノムを解読――養殖の課題解決などに貢献 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2019年3月28日、沖縄県恩納村漁業協同組合と共同で、沖縄県の代表的な食用海藻「海ぶどう」の全ゲノムを解読したと発表した。 海ぶどうは、海産物であるにもかかわらず、陸上のビニー…詳細を見る -
構造材料データシート2018年度分を公開――アロイ718母材、溶接継手の宇宙関連材料強度データシートなど5冊 物質・材料研究機構
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年4月1日、機械や構造物の強度設計における設計応力の設定や材料選択のための基盤的データとして活用されている、構造材料データシートの2018年度版を発行したと発表した。 今回新…詳細を見る -
革新的機能性材料の開発を効率化する機能別シミュレーターを開発――さまざまな手法で異なる材料の機能や物性を予測 NEDOなど
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年4月1日、産業技術総合研究所および先端素材高速開発技術研究組合と共同で、革新的機能性材料の開発を効率化する、9つの機能別シミュレーターを開発、同日より順次公開する…詳細を見る -
柔粘性結晶に従来の個体冷媒の約10倍に及ぶ圧力熱量効果――蒸気圧縮方式に代わる冷却技術への活用なるか
中国科学院は2019年3月29日、従来の固体冷媒の10倍となる発熱や吸熱を起こす圧力熱量効果が柔粘性結晶にあり、蒸気圧縮方式に代わる冷却技術としての活用が期待できることを、日本原子力研究開発機構のJ-PARCセンターなど…詳細を見る -
水蒸気バブルで液体を自在に操作することに成功――泡で動かす強力マイクロバブルポンプ 京都大学
京都大学は2019年3月29日、脱気した水をレーザー光と金ナノ粒子を使って局所的に加熱し、急激な流れを伴う水蒸気のマイクロバブルを発生させ、その流れの向きや強さをレーザー光の形を変えることで制御する研究に、同大大学院の名…詳細を見る