タグ:カーボンナノチューブ
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大気中から水を生成する機能を備えた冷却装置を開発――外部エネルギー源不要で太陽電池パネルの出力向上に寄与
高温気候下で、空気中の水分を利用して太陽電池の効率を上げる水分採取装置がサウジアラビアで開発された。 商用のシリコン太陽電池パネルは、温度が上がると発電効率が下がり、一般に、1℃上昇すると出力(日射を電力に変換でき…詳細を見る -
MIT、植物がストレスを感じると通知するナノセンサーを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)は、カーボンナノチューブのセンサーを利用し、植物がダメージを受けたときに発生する過酸化水素のシグナル伝達波を、リアルタイムで検知する技術を開発した。 ナノセンサーを植物の葉に埋め込…詳細を見る -
微生物発電による電流をプログラム制御できる材料を開発――「バイオハイブリッド」システムへの応用に期待
独カールスルーエ工科大学(KIT)は、電気化学的に活性な「発電」するバクテリアを利用した「バイオハイブリッド」システムの実現に向けて、バクテリアが作る電子を効率的に伝導し、電流をプログラム制御できる材料を開発した。 …詳細を見る -
繊維状カーボンを用いた柔軟で高い熱伝導性のゴム複合材料を開発――環動高分子と複合化 産総研と東大
産業技術総合研究所は2020年2月17日、東京大学らと共同で、カーボンナノファイバー(CNF)とカーボンナノチューブ(CNT)の2種類の繊維状カーボンなどを用いて、ゴムのような柔軟性を持ちかつ金属並みの高い熱伝導性を示す…詳細を見る -
米軍が資金提供するプロジェクトが5G技術を推進する可能性
アメリカ陸軍は、2019年11月21日、Carbonicsと南カリフォルニア大学が共同開発を進めていたカーボンナノチューブ技術が、無線周波数アプリケーションで初めて100GHzを超える速度を達成したと発表した。この研究論…詳細を見る -
MIT、空気中から低濃度の二酸化炭素を除去できる新手法を開発
MITの化学工学 Ralph Landau教授のT. Alan Hatton氏らは、空気中から二酸化炭素を除去する新しい方法を開発した。およそ400ppmという低濃度にも対応できるもので、研究成果は2019年10月1日、…詳細を見る -
人の動きで発電する透明な摩擦帯電型発電シートを開発――自己給電型ウェアラブルデバイスなどへの応用に期待 名古屋大
名古屋大学は2019年11月21日、摩擦帯電現象を利用した、高い透明性と伸縮性を持つ発電シートを開発したと発表した。 IoT社会の到来によってセンサー類の需要が増え、電池に代わる交換不要な電源の開発が望まれている。…詳細を見る -
食物繊維を使用したカーボンナノチューブの精製に成功――産業応用に向けた半導体型カーボンナノチューブの安価な分離法を開発 名大ら
名古屋大学は2019年8月21日、同大学の研究グループが林原との共同研究で、林原が開発した新規の水溶性食物繊維である「イソマルトデキストリン」を用いた水系2相抽出(ATP)法により、半導体型カーボンナノチューブ(CNT)…詳細を見る -
炭素の結び目を初合成――ベンゼンが連なったリングに結び目や絡み目を作る合成法を開発 名大
名古屋大学は2019年7月19日、炭素の絡み目と呼ばれるオールベンゼンカテナンと、炭素の結び目と呼ばれるオールベンゼンノットの合成に成功したと発表した。 カーボンナノチューブの部分構造である分子ナノカーボン(シクロ…詳細を見る -
引っ張りに強いカーボンナノチューブの構造を特定――軽量で高強度な構造材料の実現に一歩前進 名大ら
科学技術振興機構(JST)は2019年7月10日、JST戦略的創造研究推進事業において、名古屋大学や愛知工業大学らの研究グループが、多様な構造を持つカーボンナノチューブの中で引っ張りに強いナノチューブの構造を突き止めたと…詳細を見る