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東工大、3次元サンドイッチ型構造の安定した有機金属ナノクラスターを開発――触媒や機能材料への応用に期待
東京工業大学は2018年10月1日、3次元サンドイッチ型構造の安定した有機金属ナノクラスターを開発したと発表した。 サンドイッチ鎖体は、平行に配置された2つの環状飽和炭化水素間に金属原子が挟み込まれた化合物の総称だ…詳細を見る -
5種類以上の金属元素を自在に配合、多元合金ナノ粒子の合成手法を開発
東京工業大学と科学技術振興機構(JST)は2018年9月24日、極微小な粒径1nm程度のナノ粒子の中に5種類以上の金属元素を自在に配合できる「アトムハイブリッド法」を開発したと発表した。同手法を用いて、5~6種類の金属を…詳細を見る -
多価イオンを用いる次世代蓄電池系の開発促進に期待――東北大ら、協奏的動きによる多価イオン拡散の促進現象を発見
東北大学と東京工業大学は2018年8月17日、蓄電池の正極中での多価イオン拡散が、一価イオンのLi+と多価イオンであるMg2+の協奏的相互作用により、促進されることを発見したと発表した。 現在の主要な蓄電池であるリ…詳細を見る -
高出力全固体電池での超高速充放電に成功 東工大、東北大、日本工業大の研究グループ
東京工業大学は2018年8月6日、東北大学、日本工業大学と共同で、高出力全固体電池での超高速充放電の実証に成功したと発表した。 固体の電解質を用いる全固体電池は、高いエネルギー密度と安全性を兼ね備えていることから、…詳細を見る -
東工大、光触媒の性能を向上させる手法を開発――表面構造を従来より2桁以上大きくするだけ
東京工業大学は2018年7月18日、同大学などによる研究グループが、有機半導体のp-n接合(半導体中で正孔がキャリアとなるp型と電子がキャリアとなるn型の領域が接する部分)を基板面方向に形成し、特異な酸化力を持つ領域が形…詳細を見る -
京大ら、80年にわたり探索が続けられてきた幻の粒子「マヨラナ粒子」の実証に成功――トポロジカル量子コンピューター実現に期待
京都大学、東京大学、東京工業大学らの共同研究グループは2018年7月12日、幻の粒子として素粒子物理学を中心に探索が続けられてきた「マヨラナ粒子」の実証に成功したと発表した。 物質を構成する陽子や電子はフェルミ粒子…詳細を見る -
水素と酸素の生成速度がそれぞれ40倍と3倍に――光触媒反応の高速化とその原理解明に成功 九大など
九州大学は2018年7月2日、東京工業大学、豊田工業大学、物質・材料研究機構と共同で、金属酸化物のチタン酸ストロンチウムに高濃度の酸素欠陥と電子をドープすることで、紫外光を照射した際の水素生成速度および酸素生成速度がそれ…詳細を見る -
筑波大ら、速く泳ぐための鍵に迫る抵抗測定法を開発――クロール泳のキック動作は、速い泳速では抵抗になる可能性
筑波大学と東京工業大学は2018年6月29日、泳いでいる泳者に作用する抵抗力を推定する方法を開発し、クロール泳のキック動作は、低速域では推進力として貢献するが、速い泳速では抵抗になる可能性があると発表した。 任意の…詳細を見る -
指先につけるだけで非破壊検査が可能に――カーボンナノチューブ膜によるテラヘルツ検査チップを開発
東京工業大学、理化学研究所、産業技術総合研究所(産総研)らは2018年6月28日、カーボンナノチューブ膜を材料としたウェアラブルなテラヘルツ検査デバイスを開発したと発表した。大規模な測定系を必要とせずに、指先につけるだけ…詳細を見る -
東工大など、貴金属や稀少金属を用いずにCO2を還元する高効率の光触媒を開発
東京工業大学と科学技術振興機構(JST)は2018年6月12日、同大学などによる研究グループが、有機半導体材料と鉄錯体から成る光触媒に可視光を照射すると、二酸化炭素(CO2)が一酸化炭素(CO)へ選択的に還元されることを…詳細を見る