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機械学習の活用で高分子の熱伝導率を約80%向上させることに成功――少数のデータから高精度な予測が可能に NIMSなど
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年6月26日、統計数理研究所、東京工業大学と共同で、独自の機械学習の解析技術を用いて高熱伝導性高分子を設計し、熱伝導率を約80%向上させた高分子の合成に成功した。 高分子は一…詳細を見る -
東工大、二酸化炭素を資源に変える有機分子触媒を発見――高選択性と高回転数を両立
東京工業大学は2019年6月17日、二酸化炭素(CO2)の資源化反応において、高い選択性と回転数を両立させる有機分子触媒を発見したと発表した。今回新たに触媒として見出したのは、ギ酸有機アンモニウムの一種の「ギ酸テトラブチ…詳細を見る -
2つの起源で温めると縮む新材料を発見――熱膨張しない新たな物質の開発に道筋 量研ら
量子科学技術研究開発機構は2019年6月14日、東京工業大学と共同で、ニッケル酸ビスマス(BiNiO3)とニッケル酸鉛(PbNiO3)の固溶体が、組成に応じて金属間電荷移動と、極性−非極性転移という、2つの異なるメカニズ…詳細を見る -
シンプルで万能なカオス信号を生成する手法を発見――小型で効率的、低消費電力なデバイスを作製 東京工業大学
東京工業大学は2019年6月4日、ルドビコ・ミナティ特任准教授と伊藤浩之准教授らの研究グループが、「カオス信号」を生成する集積回路の作製法を新たに提案したと発表した。互いに接続された3つの「リング型発振器」を利用し、発振…詳細を見る -
高精度指向性の5G向けミリ波帯フェーズドアレイ無線機を開発――安価で量産可能なシリコンCMOS集積回路を用いる 東工大とNEC
東京工業大学は2019年6月3日、NECと共同で、高精度指向性制御が可能な第5世代移動通信システム(5G)向けのミリ波帯フェーズドアレイ無線機を開発したと発表した。 5Gなどで使用されるミリ波の通信は、波長が短いた…詳細を見る -
衝撃破壊の瞬間、材料に何が起こるのか――パルスX線の応用でナノ秒間に起こる現象の目撃に成功 KEKら
高エネルギ-加速器研究機構(KEK)は2019年5月23日、熊本大学や東京工業大学らと共同で、KEKの放射光実験施設「フォトンファクトリー・アドバンストリング(PF-AR)」を用いて、金属内に伝搬する衝撃波によってナノ秒…詳細を見る -
3300V級IGBTを5Vゲート電圧でスイッチングすることに成功――シリコンIGBTのさらなる性能向上が可能に 東大など
東京大学は2019年5月20日、北九州環境エレクトロニクス研究所などと共同で、3300V級シリコン絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)のスイッチングを、ゲート電圧5Vの低電圧で駆動することに成功したと発表した。 …詳細を見る -
モータータンパク質とDNAのオリガミを組み合わせ「分子人工筋肉」を開発――化学エネルギーを力学エネルギーに直接変換 北海道大学など
北海道大学、関西大学、東京工業大学は2019年5月7日、モータータンパク質とDNAからなるオリガミを組み合わせることで、化学エネルギーを力学エネルギーに直接変換する「分子人工筋肉」の開発に世界で初めて成功したと発表した。…詳細を見る -
三角格子反強磁性体に逐次的に現れる複数の新たな磁気相を発見――電子スピン共鳴を利用 東北大学など
東北大学金属材料研究所付属強磁場超伝導材料研究センターは2019年4月24日、圧力によってスピンS=1/2三角格子反強磁性体Cs2CuCl4の結晶を歪ませ、交換相互作用を精密にコントロールし、25テスラまでの強磁場下で電…詳細を見る -
特定の波長の光では不可視になる単一物質円柱構造を発見――光や電波と干渉しないデバイス等への応用に期待 東工大
東京工業大学は2019年4月22日、特定光で観測できない不可視な単一物質の円柱構造を発見したと発表した。 物質や構造を不可視化する技術が注目を集めている。ここでいう不可視な構造とは、構造が透明で、かつ光が照射された…詳細を見る