タグ:燃料電池
-
白金を用いずに高い特性を発揮する触媒を開発――水素燃料電池での実用化に期待 筑波大学ら
筑波大学、九州大学および鶴岡⼯業高等専門学校の共同研究チームは2022年11月14日、高い電圧特性や電流特性を有する窒素ドープカーボン触媒を開発したと発表した。 現在商用化されている水素燃料電池の正極には、白金系触…詳細を見る -
燃料電池の経年劣化を回復させるだけでなく、初期性能をも向上させる単純な方法
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、再生可能エネルギー利用への鍵となる技術である燃料電池や電解セルの寿命を延ばすのに、システムのpHを変えるという単純な方法が有効であることを発見した。 同研究成果は2…詳細を見る -
一酸化炭素を多く含む気体から水素を精製する新手法――水素の回収率で新記録
高温のプロトン選択性高分子(ポリマー)電解質膜(PEM)を用いて気体から水素を分離する新手法が提案された。この研究は米ペンシルベニア州立大学が率いた研究チームによるもので、2022年3月11日付で『ACS Energy …詳細を見る -
水素を動力源とする電気化学システムを用いて、空気中の二酸化炭素を99%回収する新技術
水素を動力源とする新しい電気化学システムを用いて、空気中にある二酸化炭素の99%を効果的に回収する方法が実証された。この研究は米デラウェア大学によるもので、2022年2月3日付で『Nature Energy』に掲載された…詳細を見る -
燃料電池の不具合を検知/制御する手法を提案――磁気センサーを用いた非破壊診断制御手法を開発 筑波大と小山高専
筑波大学は2022年2月7日、小山工業高等専門学校と共同で、水の滞留や不足によって発生する燃料電池の性能低下をより効率良く防止する新たな手法を開発したと発表した。 水のみを排出するクリーンな発電技術である燃料電池は…詳細を見る -
金属並みの低温900℃以下で酸化物系固体電解質を焼結――燃料電池や全固体電池の高速作製に期待 東北大学
東北大学は2021年12月8日、同大学大学院工学研究科の研究グループが代表的な固体電解質である酸化セリウムを金属並みの低温である900℃以下で焼結する条件と、そのメカニズムを解明したと発表した。脱炭素技術として重要な燃料…詳細を見る -
ギ酸を用いた燃料電池の機能実証機を開発――燃焼や爆発の危険性がなく、環境循環性に優れる ジェイテクト
ジェイテクトは2021年11月9日、環境循環性に優れるギ酸を用いた直接ギ酸形燃料電池「J-DFAFC」の50W級機能実証機を開発したと発表した。同電池をカーボンニュートラルの要素の一つに位置づけ、脱炭素社会の実現やSDG…詳細を見る -
電気化学反応速度を5倍に――MITの研究チームが燃料電池を効率化する手法を考案
燃料電池や空気電池などの次世代電池において、電極における電子の移動を発生させる酸素還元反応を促進する手法が、MITの研究チームによって考案された。金やプラチナの触媒と電解質の間に、「イオン液体」と呼ばれる薄い層を装入する…詳細を見る -
白金不使用の燃料電池向け触媒材料を開発――酸素還元触媒活性と安定性を同時に発揮 熊本大学ら
熊本大学は2021年10月4日、東京工業大学、静岡大学、旭化成と共同で、白金を使用しない燃料電池向け触媒材料の開発に成功したと発表した。 水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池を搭載した燃料電池自動車は、走行時…詳細を見る -
業界最高水準の発電効率を持つ純水素型燃料電池5 kWタイプを発売 パナソニック
パナソニックは2021年10月1日、高純度の水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する純水素型燃料電池「H2 KIBOU」を発売した。発電効率は業界最高水準で、業務用途を想定している。 同社は、都市ガスから取り出し…詳細を見る