タグ:研究
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着るだけで高精度な心電図計測が可能なスマートウェアを開発――新設計手法により、体の動きで生じるノイズを大幅低減 産総研と名古屋大学
産業技術総合研究所(産総研)は2019年6月10日、名古屋大学と共同で、医療機器レベルの高精度で心電図を計測できるスマートウェアを開発したと発表した。 ドライ電極を用いて着るだけで心電図が計測できるスマートウェアは…詳細を見る -
IGZOチャネルを用いた低消費電力、大容量トランジスター型強誘電体メモリーを開発 東大
東京大学は2019年6月10日、極薄の金属酸化物半導体IGZOをチャネルとしたトランジスター型強誘電体メモリー(FeFET)の開発に成功したと発表した。 IoTの普及に伴いIoTデバイスは今後ますます低消費電力であ…詳細を見る -
有機太陽電池の駆動に必要な電子エネルギー差を解明――高効率化に向けた新しい材料開発に指針 理研ら
理化学研究所(理研)は2019年6月7日、千葉大学との国際共同研究グループが、有機太陽電池における効率的な光電流生成に必要な、有機半導体の電子エネルギー差を明らかにしたと発表した。同研究成果は、有機太陽電池の発電メカニズ…詳細を見る -
セレン化スズに外部圧力を加えると熱電性能が2倍以上に増大――圧力による電子バレーの制御により熱電性能の向上に成功 阪大ら
大阪大学は2019年6月7日、東京大学との共同研究において、高性能熱電材料であるセレン化スズに外部圧力を加えることで、室温を含む幅広い温度範囲で、熱電性能が2倍以上に増大することを発見したと発表した。 熱電変換技術…詳細を見る -
化学反応前後の物性値では予測できない高分子溶液の流動を発見――分子を診る反応系流体力学の創出に前進 東京農工大など
東京農工大学は2019年6月6日、日本大学と共同で、化学反応前後の流体の物性値だけでは予測できない、高分子溶液の流動があることを発見したと発表した。 化学反応を伴う気体や液体の流動である「反応流」は、工業分野や環境…詳細を見る -
有機ELの新たな発光機構を発見――三重項励起子を低電圧で選択的に形成 理研と東大ら
理化学研究所(理研)は2019年6月6日、東京大学らとの国際共同研究グループが有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)デバイスにおいて重要な役割を担う三重項励起子を低電圧で選択的に形成する新たな機構を発見したと発表した。…詳細を見る -
シンプルで万能なカオス信号を生成する手法を発見――小型で効率的、低消費電力なデバイスを作製 東京工業大学
東京工業大学は2019年6月4日、ルドビコ・ミナティ特任准教授と伊藤浩之准教授らの研究グループが、「カオス信号」を生成する集積回路の作製法を新たに提案したと発表した。互いに接続された3つの「リング型発振器」を利用し、発振…詳細を見る -
高精度指向性の5G向けミリ波帯フェーズドアレイ無線機を開発――安価で量産可能なシリコンCMOS集積回路を用いる 東工大とNEC
東京工業大学は2019年6月3日、NECと共同で、高精度指向性制御が可能な第5世代移動通信システム(5G)向けのミリ波帯フェーズドアレイ無線機を開発したと発表した。 5Gなどで使用されるミリ波の通信は、波長が短いた…詳細を見る -
次世代燃料電池自動車用の新たな燃料電池膜を創製――無加湿下でも従来膜以上の高い性能を発揮 名大ら
名古屋大学は2019年5月29日、トヨタ自動車との共同研究で、次世代燃料電池自動車での使用が期待される新たな燃料電池膜を創製したと発表した。 燃料電池では、気体の水素をプラス電荷の水素イオン(プロトン)とし、このプ…詳細を見る -
磁石を伝わる磁気の波をトポロジーで分類――表面波の安定性のメカニズムを解明 原子力機構など
日本原子力研究開発機構は2019年5月29日、東京大学と共同で磁石を伝わる磁気の波を位相数学(トポロジー)を用いて分類し、表面波が持つ安定性を説明することに世界で初めて成功したと発表した。 現在、情報機器では主に電…詳細を見る