タグ:研究
-
北大、観測ロケット「MASER14」打ち上げ――炭素質宇宙ダストの核生成過程を解明する微小重力実験を実施
北海道大学は2019年6月28日、スウェーデン宇宙公社の観測ロケット「MASER14」を用いて、炭素質宇宙ダストの核生成過程の解明のための微小重力実験を実施したと発表した。ロケットの弾道飛行による微小重力環境を利用して、…詳細を見る -
指の複合動作を操作可能な3Dプリンター製高機能筋電義手を開発――独自の筋シナジー理論とバイオミメティック制御を導入 広島大学ら
広島大学は2019年6月27日、同大学の研究チームが兵庫県立福祉のまちづくり研究所と近畿義肢製作所との共同研究により、独自の筋シナジー理論とバイオミメティック制御(生体模倣制御)に基づく3Dプリンター製高機能筋電義手の開…詳細を見る -
グラフェンナノリボンの完全精密合成に世界初成功――新たな高分子化反応「リビングAPEX重合」を開発 名大とJST
名古屋大学は2019年6月27日、JST戦略的創造研究推進事業において、同大学の研究グループが「リビングAPEX(エイペックス)重合法」と呼ばれる高分子化反応を開発し、グラフェンナノリボンの完全精密合成に世界で初めて成功…詳細を見る -
環境振動発電素子の広帯域化に成功――環境発電技術への応用に期待 東京工業大など
東京工業大学と東京大学、科学技術振興機構(JST)は2019年6月26日、新たに開発した低閾値整流昇圧回路によって環境発電素子の広帯域化に成功したと発表した。 環境発電素子は、自然界に存在する微弱な環境振動を利用し…詳細を見る -
機械学習の活用で高分子の熱伝導率を約80%向上させることに成功――少数のデータから高精度な予測が可能に NIMSなど
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年6月26日、統計数理研究所、東京工業大学と共同で、独自の機械学習の解析技術を用いて高熱伝導性高分子を設計し、熱伝導率を約80%向上させた高分子の合成に成功した。 高分子は一…詳細を見る -
トポロジカル絶縁体の超電導界面で超伝導電流の整流効果を観測――磁場で制御可能な超伝導電流ダイオードへの応用に期待 理研
理化学研究所(理研)は2019年6月21日、トポロジカル絶縁体の超伝導界面において、超伝導電流の整流効果を観測したと発表した。 今回の研究成果は、安田憲司客員研究員(マサチューセッツ工科大学博士研究員)、十倉好紀グ…詳細を見る -
量子ビームによる微細加工技術でマイクロ流路チップを一括積層――チップの分析能が数十倍に 量研とフコク物産
量子科学技術研究開発機構(量研)は2019年6月25日、フコク物産と共同で、微量検体の分析などに有効なマイクロ流路チップを同時に何枚も貼り合わせる量子ビームによる微細加工技術「一括積層技術」を開発し、マイクロ流路チップ数…詳細を見る -
太陽光で含水バイオマスを濃縮する技術を開発――階層構造を持つ多孔質グラフェンで水分蒸発を促進 筑波大学
筑波大学は2019年6月21日、太陽光を用いた含水バイオマス濃縮技術と純水製造を同時に実現する蒸発促進材料を開発したと発表した。 今回開発したのは、階層構造を持つ多孔質グラフェンを蒸発促進材料として用いることで、太…詳細を見る -
原子厚の半導体材料を自在に接合――遷移金属ダイカルコゲナイドの新たな合成技術を開発 筑波大学ら
筑波大学は2019年6月21日、首都大学東京と共同で、遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)の新たな合成技術を開発したことで、1原子レベルで組成が変化する半導体原子層の接合構造を実現、その構造と電気的性質を解明したと発表し…詳細を見る -
世界最小1mmの葛飾北斎「神奈川沖浪裏」をインクを使わずフルカラーで作製――亀裂と光で超高精細な印刷が可能に 京大ら
京都大学は2019年6月20日、同大学の研究グループが、大きさ1mmという世界最小サイズの葛飾北斎「神奈川沖浪裏」をインクを一切使わずに、フルカラーで作製することに成功したと発表した。 ポリマー(高分子)が圧力にさ…詳細を見る