タグ:研究
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ナノサイズの分子の歯車が噛み合い、回転が連動する様子をSTMで観測 奈良先端科学技術大学院大学ら
奈良先端科学技術大学院大学は2019年9月5日、オハイオ大学と共同で、隣接させて配置した2つの歯車状の分子が、実際の歯車のように互いに噛み合って逆方向に回転することを発見したと発表した。分子のような非常に小さな構造体で、…詳細を見る -
電子の量子状態を検出する新たな手法として鏡像電荷を用いた検出法を考案 OIST
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2019年9月6日、電子の量子状態への遷移を検出する新たな手法として鏡像電荷を用いた検出法を考案したと発表した。 わずかな数の量子ビットの制御と量子コンピューターの構築との間には…詳細を見る -
分子を介した非線形電気特性を発現するカギを解明――脳型情報処理デバイスの実現へ 大阪大学
大阪大学は2019年9月3日、同大学の研究グループが、分子を介した非線形電気特性の発現のために、分子と電極間の化学結合の制御が重要であることを明らかにしたと発表した。 我々の脳は低いエネルギーで効率的に情報処理を行…詳細を見る -
安価かつ簡便な液相法を用いてマルチフェロイック材料の作製に成功――次世代電気/磁気デバイスの開発に期待 豊橋技術科学大など
豊橋技術科学大学は2019年9月4日、高度なマルチフェロイック特性を示すナノ複合膜を、安価で簡便に作製できる液相プロセスを開発したと発表した。この成果により、低消費電力/大容量のメモリデバイスや空間光変調器、様々なセンサ…詳細を見る -
直径約23nmのセラミックナノ粒子における原子位置の「ずれ」を可視化――コンデンサのさらなる小型化、高性能化に期待 九州大学
九州大学は2019年9月3日、直径約23nmのセラミックナノ粒子における原子位置の「ずれ」を可視化することに成功したと発表した。さらに、このずれに起因して電気が溜まっていることや、粒子の上側と中程で溜まっている電気のプラ…詳細を見る -
単一NVダイヤモンド量子センサーで世界最高感度を実現――合成n型ダイヤモンドで室温での世界最長電子スピンコヒーレンス時間を記録 京都大学
京都大学は2019年9月2日、同大学の研究グループが、人工的に合成したリンドープn型ダイヤモンドを用いて、NV中心(窒素-空孔中心)の室温での世界最長スピンコヒーレンス時間(T2)と、単一NV中心を用いた量子センサーとし…詳細を見る -
デジタル画像の画像品質値を人間の主観と同等の精度で評価し出力する自動画像品質評価システムを開発 埼玉大学
埼玉大学は2019年8月30日、デジタル画像の画像品質値を、人間の主観と同等の精度で評価し出力する自動画像品質評価システムを開発したと発表した。静止画だけでなく動画や音声の品質評価へ適用できる可能性もあり、画像検査用途や…詳細を見る -
幅広い温度分布を高精細に計測できるフレキシブルセンサーシートを開発――密閉空間や狭所など隠れた場所の温度分布を可視化 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)は2019年8月29日、薄い樹脂フィルムの表面に感度の高い温度検出部を多数配列した温度分布センサーシートを開発したと発表した。 一般的な温度計測では、体温測定時のように計測器を固定したあ…詳細を見る -
世界初、半導体プラスチック材料でイオン交換現象を発見――イオンで電子を制御して金属性プラスチックを実現 東大
東京大学は2019年8月29日、同大学の研究グループが世界で初めて、水の浄化やタンパク質の抽出/精製に使用される「イオン交換」が半導体プラスチック(高分子半導体)でもナノメートルサイズの隙間を用いて可能であることを明らか…詳細を見る -
結晶の構造欠陥の新しい除去法を発見――規則的配置を持ったホウ素結晶を世界で初めて実現 大阪大など
大阪大学は2019年8月27日、ロシア高圧研究所、ロシア原子核研究所、ドレスデン工科大学と共同で、結晶の構造欠陥に対する有効な除去方法を発見したと発表した。 半導体は、欠陥を制御することで正と負の両方の電子を持たせ…詳細を見る