アーカイブ:2018年 12月
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大阪大、チューブ型のフレキシブルディスプレイを開発――着色流体を制御してさまざまな表現を可能に
大阪大学は2018年12月6日、柔らかいチューブと着色流体を用いてさまざまな表現ができるフレキシブルなディスプレイを開発したと発表した。 今回開発したディスプレイは、チューブ内に着色流体と透明な流体を通し、それらの…詳細を見る -
原子炉容器の放射線照射劣化のメカニズムを解明--最初の衝撃波がカギ
米ミシガン大学と中国の湖南大学、米レンセラー工科大学の研究チームは、鉄の照射脆化に関わる原子転位ループの発生メカニズム解明につながるシミュレーション結果を発表した。原子炉容器の耐放射線性鋼材をはじめ、金属材料の剛性向上が…詳細を見る -
磁気の強さを約70分の1に、非鉄材料のTMR素子で超高集積MRAMの実現へ
東北大学材料科学高等研究所(AIMR)は2018年12月7日、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)のトンネル磁気抵抗(TMR)素子を構成するナノ薄膜磁石の磁気の強さを約70分の1に抑えることに成功したと発表した。磁…詳細を見る -
カルシウムイオン電池の実現へ指針立つ――電解液に水添加で反応が高速化
豊橋技術科学大学は2018年12月7日、電解液に水を添加しその構造を変化させることで、リチウムイオンに比べ非常に緩慢とされるカルシウムイオンの動きを高速化できることを、同大電気・電子情報工学系の研究チームが発見したと発表…詳細を見る -
宇宙空間でボーズ・アインシュタイン凝縮体の生成に成功
独ライプニッツ・ハノーファー大学らの研究チームは、初めて宇宙空間で原子気体からボーズ・アインシュタイン凝縮体(Bose-Einstein condensates、BEC)を生成することに成功した。同時に、BECを用いて微…詳細を見る -
新しいエネルギー源となるか――バクテリアとグラフェンを組み合わせた「発電キノコ」
米スティーブンス工科大学の研究チームは、光合成をするバクテリアと導電性グラフェンをホワイトマッシュルームに3Dプリントすることで、「発電キノコ」を作り上げたと発表した。研究成果は2018年11月7日付けの『Nano Le…詳細を見る -
鉛フリーで融点270℃以上の高温はんだ材料を開発――高温特性が要求される製品の鉛フリー化に貢献 広島大
広島大学は2018年11月28日、融点が270℃以上で機械特性に優れた高温系鉛フリーBi系はんだ材料を開発したと発表した。 [caption id="attachment_36595" align="alignce…詳細を見る -
眼病を治癒するコンタクトレンズ――高い治癒効果を備えた細胞を張り付けた強膜レンズを開発
クイーンズランド大学の研究者らは2018年11月1日、眼球表面の創傷を治療する「絆創膏」として機能するコンタクトレンズを開発したと発表した。これまで難しかったタイプの角膜治療などへの応用が期待されている。 同大のヘ…詳細を見る -
医療用カテーテル、電線ケーブルなどへの活用も視野に――CTC、複合材解析シミュレーターに組紐構造のモデリング機能を追加
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2018年12月6日、自社開発の材料解析ソフトウェア「Composites Dream(コンポジットドリーム)」に、製造、スポーツ、医療業界などでの活用が見込まれる、組紐構造につい…詳細を見る -
従来比で最大7倍の蛍光強度を達成――京大ら、次世代の指向性白色光源の開発に成功
京都大学は2018年12月6日、スタンレー電気と共同して、次世代型の指向性白色光源開発に成功したと発表した。 現在普及している白色LEDは、青色LEDと青色を吸収して黄色に光る蛍光体の組み合わせからなり、吸収されな…詳細を見る