アーカイブ:2018年 12月
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300℃まで使用可能で寿命は6倍以上――ジェイテクト、「EXSEV軸受シリーズ」に超高温用グリース封入軸受を追加
ジェイテクトは2018年12月6日、特殊環境用「EXSEV(エグゼブ)軸受シリーズ」のラインナップに、300℃まで使用可能なグリース封入軸受を加えたと発表した。これにより、半導体製造装置など耐熱性が求められる設備において…詳細を見る -
太陽エネルギーを長期保存する――光化学反応を利用した太陽熱貯蔵システムを開発
スウェーデンのチャルマース工科大学の研究チームは、太陽エネルギーを最長18年貯蔵できる液体材料を使った太陽熱貯蔵システムに関する最新の研究成果を発表した。2018年8月20日の『Energy & Environmenta…詳細を見る -
ミノムシの糸の産業化技術を開発――クモの糸を凌駕する強度を持つことが明らかに 興和と農研機構
ミノムシの糸が弾性や強度などでクモの糸を超える 興和と農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は2018年12月5日、ミノムシの糸にクモの糸やカイコのシルク以上の有用性を見出し、その産業化を可能にする技術開発に成…詳細を見る -
マツダ、バイオエンプラを用いた新意匠2層成形技術を開発――低環境負荷かつ高い質感
マツダは2018年12月5日、低環境負荷で高い質感を実現できるバイオエンジニアリングプラスチックを用いた新意匠2層成形技術を開発したと発表した。同技術による自動車内装意匠部品の試作品を、12月6日から東京ビッグサイトで開…詳細を見る -
熱による高速、高効率な磁極制御に成功――MRAMやAIハードウェアの低消費電力化に期待 阪大など
大阪大学、産業技術総合研究所(産総研)、科学技術振興機構(JST)は2018年12月3日、ナノサイズの磁石の磁極の向きを熱によって高速/高効率に制御することに成功したと発表した。 情報通信機器の低消費電力化のため、…詳細を見る -
ものづくりプロセス革新の歴史と指針
本記事は、製造業の課題解決と業務生産性の改善を支援するWebサイト「ものづくりドットコム」を運営する産業革新研究所の代表取締役であり技術士でもある熊坂治氏が、製造業の技術者向けに効果的な設計、開発プロセスについて解説する…詳細を見る -
SiCパワー半導体素子の電磁ノイズ耐性を向上させる動作原理を考案 三菱電機と東大
三菱電機と東京大学は2018年12月4日、パワーエレクトロニクス機器に搭載されるSiCパワー半導体素子において、外部からの電磁ノイズの影響を受けにくい動作原理を世界で初めて考案したと発表した。この動作原理を適用すれば、S…詳細を見る -
産総研などが開発のトレンチゲート型SJ-MOSFET、SiCトランジスタの世界最小オン抵抗を達成――EVの電力変換システムなどで利用へ
産業技術総合研究所(産総研)は2018年12月4日、炭化ケイ素(SiC)半導体を用いた1.2kV耐電圧クラスのトレンチゲート型スーパージャンクション(SJ)MOSFETを開発したと発表した。富士電機、住友電気工業、トヨタ…詳細を見る -
米粒よりも小さい世界最小の光学式ジャイロスコープ
カリフォルニア工科大学(Caltech)のエンジニアチームが、米粒よりも小さい世界最小の光学式ジャイロスコープを開発した。 スマートフォンなどのポータブルデバイスに搭載されているジャイロスコープは、振動子が回転して…詳細を見る -
産業廃棄物を最先端材料に――セルロースナノファイバーの複合化による廃プラスチックの機械的特性向上に成功
GSアライアンスは2018年12月3日、産業廃棄物プラスチックなどから作った再生プラスチックペレットにセルロースナノファイバーを複合化させ、引張強度などの機械的特性を向上させることに成功したと発表した。 植物由来で…詳細を見る