カテゴリー:技術ニュース
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光強度が大きい可視光でCO2を分解、カーボンナノチューブを利用した光触媒を開発 名工大
名古屋工業大学は2021年5月13日、単層カーボンナノチューブを利用して地球温暖化ガスである二酸化炭素を分解する光触媒を開発したと発表した。太陽光の中でも光強度が大きい可視光を有効に利用できるという。 開発した太陽…詳細を見る -
吸水性を備えたポリエチレン繊維を開発――運動着から宇宙服まで
MITを中心とする研究チームは、ビニール袋などの素材であるポリエチレンから、衣類に使用できる吸水性のある繊維を作ることに成功した。開発したポリエチレン繊維は、綿やナイロンなど他の素材の布地と比べてエコロジカルフットプリン…詳細を見る -
壁などに手を突いて不安定な場所を歩く人型ロボット――より人間らしい二足歩行が可能に
独ミュンヘン工科大学は、2021年3月16日、人型ロボット「LOLA」を大幅に改良し、脚以外の部位も周囲の物と接触させて動作するマルチコンタクトロコモーションにより、LOLAがさまざまな歩行や動作をする様子を撮影した動画…詳細を見る -
より静音性の高いプロペラを作る新しい手法――設計用アルゴリズムを開発し人間の聴覚知覚を考慮に入れてプロトタイピング
従来より静かなプロペラを設計する新しい手法が発表された。豪ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)、蘭デルフト工科大学、オーストラリアのメルボルンを拠点とする航空宇宙会社XROTORの共同研究によるもので、その詳細は、米国…詳細を見る -
火星探査ローバーの技術を利用した、自転車用エアレスタイヤ「METL」を開発
ロサンゼルスに拠点を置くスタートアップSMART Tire Technologyは、NASAの宇宙技術を応用して、自転車用エアレスタイヤ「METL」を開発した。軽量で、耐久性が高く、砂利道も楽に進め、パンクの心配がないと…詳細を見る -
環境中の電波からエネルギーを集めてウェアラブルデバイスに電力を供給する、伸縮可能なレクテナシステムを開発
周囲環境にある電波からエネルギーを回収し、ウェアラブルデバイスに電力を供給する伸縮可能なアンテナとレクテナシステムが開発された。この研究は米ペンシルベニア州立大学を中心とした国際研究チームによるもので、2021年3月5日…詳細を見る -
宇宙空間を汚染しないロケット推進薬を開発――シミュレーションにほぼ一致する到達高度を打ち上げ実験で実現 千葉工業大学ら
千葉工業大学は2021年5月11日、日油および宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、宇宙空間を汚染しないロケット推進薬を開発したと発表した。人工衛星や惑星探査機などへの搭載や、他の惑星を汚染しない推進系としての実用化…詳細を見る -
ホンダ、車両に適合したドローンを発明
ホンダ(本田技研工業株式会社)は、車両に適合したドローンのシステムと方法に関する特許を出願し、2021年2月18日米国で公開された。 ドローンはサイズが小さいほど使用しやすく保管が容易になる。一方、サイズが小さいこ…詳細を見る -
電池の性能を向上させるカーボン新素材「グラフェンメソスポンジ」のサンプル提供を開始――ナノ構造により多孔性と耐久性を両立 東北大学
東北大学は2021年5月10日、電池の性能向上が期待できるカーボン新素材「グラフェンメソスポンジ」(GMS)のサンプル提供を開始すると発表した。 カーボン材料は、活物質や導電助剤として電池には必須の構成要素だ。しか…詳細を見る -
SiCモジュール向けパッケージを小型/高信頼化する技術を開発――銀焼結による接合を採用 東芝デバイス&ストレージ
東芝デバイス&ストレージは2021年5月10日、信頼性向上と小型化が可能なシリコンカーバイド(SiC)モジュール向けパッケージ技術を開発したと発表した。 同社によるとSiCは、従来のシリコンより高耐圧、低損失化が可…詳細を見る