カテゴリー:技術ニュース
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スタンプのように必要な部位のみにめっき処理を施す技術を開発――廃液の排出量を約30分の1に削減 トヨタ、ミカドテクノス、兼松
トヨタ自動車は2020年6月30日、スタンプを押すように、めっき処理を要する部位のみにめっき処理を施す技術を開発したと発表した。金属イオンを通す高分子膜(固体電解質膜)を用いるもので、同社によると世界初だという。 …詳細を見る -
フォトニック結晶レーザーを搭載した光測距システム(LiDAR)を開発――レンズ無しで高い分解能を発揮 京都大学と北陽電機
京都大学は2020年6月30日、同大学工学研究科の研究グループが北陽電機と共同で、フォトニック結晶レーザーを搭載した光測距システム(LiDAR)を開発したと発表した。同発表によると、世界初の成果だという。 同研究グ…詳細を見る -
SSCハイパーカー「Tuatara」、時速60マイルから120マイルまでわずか2.5秒で到達
アメリカ製スーパーカー「Tuatara(トゥアタラ)」が、わずか2.5秒で時速60マイル(約96.6km)から時速120マイル(約193.1km)に達する驚異の加速度を記録したと伝えられている。 Tuataraは、…詳細を見る -
グラフェンを用いた再利用可能な光電陰極電子源用基板を開発――先端的加速器や電子顕微鏡への応用に期待 名古屋大学ら
名古屋大学は2020年6月29日、米国ロスアラモス国立研究所などと共同で、グラフェンを用いた半永久的に再利用可能な光電陰極電子源用基板を開発したと発表した。 今回開発には上記の他に、高エネルギー加速器研究機構、自然…詳細を見る -
単一の光チップでインターネット通信速度の世界新記録を達成――HD動画1000本が一瞬でダウンロード可能に
オーストラリアのモナシュ大学、スウィンバーン工科大学、ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の研究チームは、光チップ1個で44.2テラビット/秒というインターネットデータ通信速度を達成したと発表した。この速度で、ユーザー…詳細を見る -
「天然の凍結防止剤」をまねた合成ポリマーで、コンクリートの耐久性を高める技術
コロラド大学ボルダー校の研究チームは、自然界にある不凍タンパク質をヒントに、合成ポリマーを添加することで、コンクリートの凍結融解による損傷を効果的に防止できることを発見した。研究結果は、『Cell Reports Phy…詳細を見る -
有機膜を積層したカラー撮像素子を開発――高精細な小型単板カラーカメラの実現へ NHK
NHKは2020年6月26日、高精細な小型単板カラーカメラの実現を目指し、有機膜を積層したカラー撮像素子を開発したことを発表した。光をより効率的に利用しながら、高精細な撮像素子を実現する。 一般的な小型単板カラーカ…詳細を見る -
電気をかけると色が変わるエレクトロクロミック材料の安定供給を実現――低価格で高性能な調光ガラスの普及へ
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年6月26日、東京化成工業(TCI)と共同で、電気をかけると色が変わる材料「メタロ超分子ポリマー」を安定的に供給できる合成プロセスを確立したと発表した。メタロ超分子ポリマーの普及に…詳細を見る -
LiDAR向けに低ノイズアバランシェフォトダイオードを開発――安全で高出力なレーザー光を実現
バージニア大学とテキサス大学オースティン校の研究チームは、長波長感度、超低ノイズ、設計の柔軟性を実現したアバランシェフォトダイオードを開発した。LiDARに使用した場合、目の損傷リスクを伴わずに高出力での作動が可能になる…詳細を見る -
微弱な電気を発生させる布でウイルスを「殺菌 」――自己除菌型マスクへの応用も視野に
米インディアナ大学は、2020年5月18日、湿気によって弱いレベルの電気を発生させる仕組みを持った布地にコロナウイルスが触れると不活化するという研究結果を発表した。詳細は、2020年5月15日付で化学系プレプリントサーバ…詳細を見る