カテゴリー:技術ニュース
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頭部全体のイメージングを可能にするウェアラブル脳スキャナーを開発
英ノッティンガム大学は、ヘルメットのように頭に装着でき、患者が動いている間もスキャンが可能な脳磁図(MEG)検査用スキャナーを開発し、科学ジャーナル『Neuroimage』で発表した。 現在のMEGスキャナーは、大…詳細を見る -
幅の広いグラフェンナノリボンを作製――炭素原子17個分の幅で電気的特性が最高レベル 奈良先端科学技術大学院大学ら
奈良先端科学技術大学院大学は2020年6月24日、富士通研究所、富士通、東京大学、科学技術振興機構(JST)との共同研究により、「グラフェン」という炭素原子が平面状に結合した物質の、構造を精密に制御してリボン形に合成する…詳細を見る -
8000ボルト以上に対応する薄膜酸化ガリウムトランジスタを開発
米バッファロー大学は、2020年6月1日、8000ボルト以上に対応する薄膜酸化ガリウムトランジスタを開発したと発表した。研究成果は『IEEE Electron Device Letters』に2020年4月29日付で発表…詳細を見る -
空気亜鉛電池技術を利用したエネルギー貯蔵システムを開発――リチウムイオン電池より安全かつ低コストで容量拡張が可能
カナダのスタートアップZinc8 Energy Solutions(以下、Zinc8)が、空気亜鉛電池技術を利用したエネルギー貯蔵システム「Zinc8 ESS」を開発し、注目を集めている。数日分のエネルギーを蓄えることが…詳細を見る -
新しいn型半導体の高分子材料を用いた高性能な熱電変換材料を開発――環境発電技術に貢献すると期待 理研
理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター創発分子機能研究チームのワン・ヤン訪問研究員と瀧宮和男氏チームリーダーの研究チームは2020年6月22日、独自の高分子半導体材料を用いて高性能な熱電変換材料を開発したと発表した…詳細を見る -
NASA、全電動飛行機「X-57 Maxwell」の初飛行を準備中
NASAの全電動航空機「X-57 Maxwell」の開発は、初飛行に向けて順調に進んでいる。 X-57の開発計画は、「Mod Ⅱ」、「Mod Ⅲ」、「Mod Ⅳ」といったフェーズを経て進められている。Mod Ⅱは、…詳細を見る -
低電力で明るく発光し、自己修復する伸縮性素材「HELIOS」を開発
低電圧で明るく発光し、さらに自己修復性も備えた伸縮性材料が開発された。シンガポール国立大学によるもので、2019年12月16日、『Nature Materials』に掲載された。 一般的な伸縮可能な光電子材料は、視…詳細を見る -
ムーアの法則の限界を超える次世代技術――グラフェンなどの2D材料スピントロニクスに注目
マンチェスター大学を中心とした国際共同研究チームが、グラフェンおよび他の2D材料を用い、電子の持つ磁気的な性質「スピン」の流れを制御することで、次世代の半導体を創成するスピントロニクスの可能性について、広く展望した解説論…詳細を見る -
全固体電池の高エネルギー密度化を実現する正極材料を開発――低融性のリチウム塩を添加し非晶質化 大阪府立大学
大阪府立大学は2020年6月18日、低融性のリチウム塩を添加して酸化物系正極活物質を非晶質化することで、全固体電池の高エネルギー密度化に有用な正極材料を開発したと発表した。 従来全固体電池の電極活物質には、リチウム…詳細を見る -
ウエハーにダメージが生じないダイシングストリート幅を縮小したステルスダイシング加工――3次元積層半導体用極薄ウエハー開発に貢献 東工大
東京工業大学は2020年6月22日、ステルスダイシングを用いたウエハーにダメージを与えず、かつ無駄なくチップ加工できる極薄ウエハー加工技術を開発したと発表した。ステルスダイシングは、パルスレーザーをウエハー内部に集光し、…詳細を見る