カテゴリー:技術ニュース
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リチウムイオン伝導性と輸率を向上させた電解質膜を作製――室温で動作する全固体二次電池の開発が可能に 首都大学東京
首都大学東京は2019年5月21日、従来よりもリチウムイオン伝導性と輸率を著しく向上させた電解質膜を開発したと発表した。この電解質膜を用いることで、現在、有機全固体電池では開発が困難な、室温で十分に作動する全固体二次電池…詳細を見る -
ゲート絶縁膜プロセス技術を改良――SiC-MOSFETのチャネル領域の抵抗を約40%低減 東芝
東芝は2019年5月21日、SiC-MOSFET向けに開発したゲート絶縁膜プロセス技術をさらに発展させ実際の縦型デバイスに適用した結果、従来技術と比較して、チャネル領域の抵抗を約40%低減できたと発表した。同技術を実用化…詳細を見る -
材料の破壊メカニズムを原子レベルで解明――TEMナノインデンテーション法により進展する亀裂をリアルタイムで可視化 東京大学
東京大学は2019年5月21日、透過型電子顕微鏡法(TEM)を用いたナノスケールの応力印加その場観察により、多結晶において偏析粒界を進展する亀裂をリアルタイムで可視化することに初めて成功したと発表した。この結果、従来の考…詳細を見る -
伸縮に強いスーパーキャパシタを開発――カーボンナノチューブの“森”を利用
ミシガン州立大学の研究チームは、カーボンナノチューブ(CNT)を利用して伸縮性に優れたスーパーキャパシタを作製した。医療分野をはじめとするウェアラブルデバイスへの伸縮可能な電源として適用できる。研究成果は、2019年4月…詳細を見る -
3300V級IGBTを5Vゲート電圧でスイッチングすることに成功――シリコンIGBTのさらなる性能向上が可能に 東大など
東京大学は2019年5月20日、北九州環境エレクトロニクス研究所などと共同で、3300V級シリコン絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)のスイッチングを、ゲート電圧5Vの低電圧で駆動することに成功したと発表した。 …詳細を見る -
グラフェン内で液体のように動き続ける電子――低電力デバイスの開発につながる挙動を解明
レンセラー工科大学(RPI)とインドのQuazar Technologiesの研究チームは、グラフェンへAC電圧を印加した場合に発生する電流の挙動を、シミュレーションによって示した。電圧の印加を止めても電流が流れるため、…詳細を見る -
5G対応アンテナをスマートフォンの機外に貼付する「超微細金属メッシュ配線フィルム」を開発 DNP
大日本印刷(DNP)は2019年5月17日、通信用の高感度なアンテナとして、線幅1µmの金属メッシュをフィルム形状にした「超微細金属メッシュ配線フィルム」を開発したと発表した。透明なフィルムに配線を組み込んでおり、5G対…詳細を見る -
低燃費対応チェーンテンショナを開発――オイル使用量を従来の1/10に抑え、小型化にも成功 NTN
NTNは2019年5月17日、自動車のタイミングチェーンの張力を維持する油圧式オートテンショナ(チェーンテンショナ)の新製品「低燃費対応小型チェーンテンショナ」を開発したと発表した。同製品は構造の簡素化により、小型化と作…詳細を見る -
5代目となる新型スープラ「GR Supra」を発売――歴代同様3.0L直列6気筒エンジンを踏襲 トヨタ
トヨタは2019年5月17日、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルとなる新型スープラ「GR Supra」を、全国のトヨタ車両販売店を通じて発売した。この新型スー…詳細を見る -
効果の高いスプレー式着氷防止剤を開発――界面靱性を下げて着氷を防止
米ミシガン大学は、大型の構造物にも使える効果が極めて高いスプレー式の着氷防止剤を開発した。このスプレーでコーティングされた構造物に付着した氷は、弱い風、あるいは氷自体の重さで落とすことができる。 船舶や飛行機、送電…詳細を見る