タグ:エラストマー
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量子コンピューターへの応用が期待できる超電導インクの開発
米プリンストン大学とラトガース大学、ドイツのレーゲンスブルク大学の共同研究チームが、二硫化タングステンの単分子層を含むインクを製造できる化学剥離技術を開発した。量子コンピューターの内部に印刷できる超伝導インクとしての応用…詳細を見る -
EV向けにゴムベースの固体電解質を開発――リチウムイオン電池の安全性を高める
米ジョージア工科大学らの研究チームは、電気自動車(EV)のバッテリー向けに、コスト効率が高く、安全な固体電解質材料を開発した。エラストマーを3D構造にすることで、イオン伝導性や機械的安定性を高めている。研究結果は、202…詳細を見る -
重さ1g以下――MIT、低電圧で動作する昆虫型飛行ロボットを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、低電圧で動作し、耐久性の高いソフトアクチュエーターを備えた小型の飛行ロボットを開発した。昆虫のような敏捷性と弾力性を備え、農地の受粉作業や狭い場所の捜索活動への活用が期待…詳細を見る -
透明で高靭性の複合エラストマー素材を開発――高度先端医療やソフトロボットに応用可能 名古屋大学ら
名古屋大学は2020年2月28日、理化学研究所およびユニチカと共同で、生体組織を参考にした無色透明で高い靭性を持った複合エラストマー素材を開発したと発表した。 同大学によると、力学特性に優れたさまざまなエラストマー…詳細を見る -
常温/常圧のCO2ガス下で自己修復する気体可塑性シリコーンエラストマーを開発――プラスチック加工での消費エネルギー削減に期待 岐阜大
岐阜大学は2019年4月22日、CO2ガスですばやく自己修復する、世界初の気体可塑性シリコーンエラストマーを開発したと発表した。 エラストマーとは、ポリマー分子を架橋して得られるポリマー材料だ。ゴム弾性を示すことか…詳細を見る -
世界最高レベルの柔軟性を有する新規PPS樹脂を開発――高い耐熱性や耐薬品性を維持 東レ
東レは2019年3月28日、ポリフェニレンサルファイド樹脂(以下、PPS樹脂)が有する高い耐熱性や耐薬品性を維持しながら、世界最高レベルの柔軟性を有した新規PPS樹脂の開発に成功したと発表した。2019年4月から自動車用…詳細を見る -
複雑な形状へと変形する強力なモーフィング素材
米ライス大学では、ディズニー映画の「フラバー」のように自由に形の変えられるソフトロボットや生医学向け材料の研究が行われている。 同学の化学および生体分子工学科の准教授で材料科学者のRafael Verduzco氏が…詳細を見る -
発泡プラスチックス国内市場は2022年に6900億円に拡大――熱可塑性樹脂フォーム等の伸びが牽引 富士キメラ総研調査
富士キメラ総研は2018年11月26日、建築資材や自動車などでの需要が堅調な発泡プラスチックス市場の調査結果を発表した。 同調査は、熱可塑性樹脂フォーム21品目、熱硬化性樹脂フォーム3品目、発泡ゴム/エラストマー5…詳細を見る -
滑車状ポリロタキサンを架橋剤に利用――名大と東大、力学的に丈夫で透明なエラストマー調製に成功
名古屋大学と東京大学は2018年10月13日、滑車状の分子を架橋剤に利用することで、力学的に丈夫で光学的に透明なエラストマーを調製することに成功したと発表した。 エラストマーは、柔軟に変形し、さらには元に戻るという…詳細を見る -
5倍にも伸びてわずかな歪みも検知できる導電性繊維――スマート衣料やロボット用人工神経への応用も
スイス連邦工科大学ローザンヌ校は、細く、弾力性があり、電極やナノコンポジットポリマーなどを埋め込むことのできる繊維を開発した。この繊維はエラストマーでできており、光ファイバーと同じ熱延伸加工で作られている。5倍まで引き延…詳細を見る