カテゴリー:技術ニュース
-
薄い氷が成長する様子を原子間力顕微鏡で明らかに――新しい着氷防止剤の開発へ
ペンシルベニア大学の研究チームは、北京大学らと協力して、氷が2次元に成長する過程を確認したと発表した。原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)の画像から、薄い氷のエッジ部分では、水分子が6…詳細を見る -
太陽光で二酸化炭素をクリーンな燃料に変える――人工光合成向けの触媒を開発
太陽光を用いて二酸化炭素を天然ガスの主成分であるメタンに変換する、人工光合成のための新しい触媒が開発された。この研究はミシガン大学、マギル大学、マックマスター大学が共同で行ったもので、2020年1月3日、『Proceed…詳細を見る -
結晶化によって有機顔料が厚くても光電変換効率が安定することを発見 分子科学研究所と農工大
分子科学研究所は2020年2月10日、東京農工大学と共同で、結晶化した有機顔料を10μmまで厚くしても、有機薄膜太陽電池の光電変換層としてほとんど効率を落とさずに利用できることを発見したと発表した。 有機顔料を混ぜ…詳細を見る -
世界最小クラスのクロック回路を5nm CMOSで開発――デジタル回路で構成 東工大とソシオネクスト
東京工業大学は2020年2月10日、ソシオネクストと共同で、PLLのデジタル化によって最先端の5nm FinFET CMOSプロセスで世界最小クラスの高性能分数分周型クロック回路の開発に成功したと発表した。 LSI…詳細を見る -
空気中の水分を利用して電子部品を冷却する新コーティング技術を開発――哺乳類の発汗システムがヒント
中国の上海交通大学の研究チームは、水蒸気を発散して電子部品を冷却する新しいコーティング技術を開発した。哺乳類の発汗による体温調節から着想を得ていて、携帯電話などの過熱防止に利用でき、その冷却効果は従来の手法より高い。研究…詳細を見る -
マイクロプラスチックを分解し、オメガ3脂肪酸に変換する微生物を特定
ユヴァスキュラ大学、ヘルシンキ大学などの共同研究チームが、腐植質(植物が微生物によって分解された最終生成物)の湖に由来する微生物が、マイクロプラスチックを分解して有益なオメガ3やオメガ6脂肪酸に変換していることを突き止め…詳細を見る -
リチウム同位体を使い、ポケットに入る小型中性子検出器を開発
ノースウェスタン大学およびアルゴンヌ国立研究所の共同研究チームが、コンパクトで高効率の半導体ベース中性子検出器を考案した。中性子捕獲能力の高いリチウムの同位体6Liを含む半導体を開発したもので、研究成果は『Nature』…詳細を見る -
Boeing、次世代大型旅客機「777X」初の試験飛行に成功
米航空機大手Boeingは、2020年1月25日(現地時間)、最新鋭機「Boeing 777X」の初飛行に成功した。大勢が見守る中、777X型機はワシントン州にあるペインフィールド空港を現地時間午前10時9分に離陸し、ワ…詳細を見る -
大規模IoTネットワークにおける遅延を解消する方法「EasyPass」を提案
大規模なIoTデバイスネットワークでの遅延を解消する方法が、米ピッツバーグ大学から提案されている。2019年12月にフロリダ州オーランドで開催されたネットワーク研究に関する国際会議「ACM CoNEXT 2019」で発表…詳細を見る -
マリー・アントワネットが一夜で白髪になったのは本当か――ストレスと毛髪の色素との関係を解明
米ハーバード大学の科学者たちが、ストレスと色素再生幹細胞との関係を解明し、恐怖で白髪になる可能性があることを明らかにした。 フランス革命中に王妃マリー・アントワネットが捕らえられたとき、彼女の髪は一晩で白くなったと…詳細を見る