カテゴリー:技術ニュース
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ミールワームが発泡スチロールを分解し、有害な添加物を排泄するという研究
スタンフォード大学は、発泡スチロールを餌として飼育したミールワームが、有毒な化学添加物を体内に蓄積することなく排泄し、他の動物用の安全なタンパク源となることを示した。この研究は2019年12月19日、『Environme…詳細を見る -
トポロジカルフォトニック結晶に光をトラップする新技術――超高速インターネットの実現に向けて
人工フォトニック材料に光をトラップする新しいアプローチが見出された。この研究は、ニューヨーク市立大学が、ロシアのITMO大学などと共同で行ったもので、研究成果は2019年12月9日付で『Nature Photonics』…詳細を見る -
赤外線カメラから身を隠す――通常の熱放射現象を覆すコーティング材料を開発
米ウィスコンシン大学マディソン校は、2019年12月18日、特定の温度で通常の熱放射現象を覆す新しいコーティング材料を開発したと発表した。研究成果は、2019年12月17日付で『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に掲載…詳細を見る -
半導体薄膜における電磁波の挙動を高速シミュレーションできるアルゴリズムを開発
南メソジスト大学(SMU)の研究チームが、入射する光/電磁波と半導体薄膜の3D積層構造の複雑な相互作用、すなわち透過や反射、散乱、放射を効率よくシミュレートできる高速アルゴリズムを開発した。薄膜特性や境界条件の様々な現実…詳細を見る -
電子ドナーと電子アクセプターが環状に連結したTADF材料を開発――第三世代有機EL発光材料 大阪大学
大阪大学は2020年1月8日、同大学大学院工学研究科の南方聖司教授らが、オーストラリアモナシュ大学、ポーランドシレジア工科大学、英国ダラム大学、デンマーク工科大学、ポーランド シレジア工科大学との共同研究で、電子ドナー(…詳細を見る -
人間のやわらかな動きを再現できる関節モジュールを開発――人との安全な協働作業へ NEDOと中央大学
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年1月9日、中央大学と共同で、人間のやわらかな動きを再現できる関節モジュールを開発したと発表した。人との自然な接触や安全な協働作業などができる。 これまでのモ…詳細を見る -
米コーネル大、自動運転車による交通渋滞を緩和する交通モデル「スマート交差点」を発表
自動運転車は、現在の自動車より速く、短い車間距離で走行できるため、交通量を増加させると予測されている。しかし、それほど遠くない未来に、それが都市部の道路や交差点での交通渋滞の原因となるかもしれないといわれている。世界中の…詳細を見る -
バッテリー不要のコンピューター入力デバイスを開発――親指で人差し指側面をタップするだけ
カナダのウォータールー大学は、2019年11月28日、指先を触れ合わせるだけでコンピューター入力を可能にするバッテリー不要のウェアラブルデバイスを開発したと発表した。研究成果は、アメリカのニューオーリンズ州で開催されたユ…詳細を見る -
光の照射で電流に伴って生じる熱流を自在に制御できることを初めて実証 NIMSなど
物質・材料研究機構(NIMS)と科学技術振興機構(JST)は2020年1月8日、磁性体に光を照射することで、電流に付随して生じる熱流の方向や分布を自在に制御できることを初めて実証したと発表した。ナノスケール電子デバイスに…詳細を見る -
NASAの静音超音速実験機「X-59」、最終組み立てフェーズに――初飛行は2021年の見込み
NASAは2019年12月17日、静音超音速実験機「X-59」が最終組み立てとシステムインテグレーションの許可を得たと発表した。静音超音速機(QueSST:Quiet SuperSonic Technology)と呼ばれ…詳細を見る