カテゴリー:技術ニュース
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ステーキ肉の人工培養組成に成功――牛肉本来の食感を再現 日清など
日清食品ホールディングスは2019年3月22日、肉本来の食感を再現した培養肉である「培養ステーキ肉」の実用化に向けた第一歩を踏み出したと発表した。東京大学生産技術研究所の竹内昌治教授率いる研究グループとの共同研究において…詳細を見る -
顔認証技術を使い、南北戦争の兵士の身元を特定するソフトウェア「Photo Sleuth」
バージニア工科大学の研究チームが、顔認識技術とクラウドソーシングを使うことで、南北戦争時代の写真画像中の兵士を特定できるソフトウェア「Photo Sleuth」を開発した。これを中核としてワシントン国立公文書記録管理局に…詳細を見る -
ソーダ灰を使う低コストな産業用二酸化炭素吸収装置を開発
ミシガン工科大学の研究チームは、工業用炭酸ナトリウム(ソーダ灰)を用いた二酸化炭素吸収装置を開発した。その性能をパイロットプラント規模で二酸化炭素含有量8%の煙道ガスを使って試験したところ、二酸化炭素の排出量を4%に半減…詳細を見る -
「ダークネット」のサイバーセキュリティ研究で、マシン認証の脆弱性が露呈
インターネットにおいて、SSL/TSL証明書は通信の暗号化、通信相手の真正性の確認など通信の安全を確保する上で重要な役割を担っている。2018年にはインターネット通信の70%以上がSSL/TSLを使って暗号化され、201…詳細を見る -
コウモリの羽ばたきを3Dモデル化――高機動な航空機設計に向けた研究
ブリティッシュコロンビア大学(UBC)とシンガポール国立大学の研究者らが、コウモリがはばたき飛行するときの複雑な羽根の動きや、それに伴い発生する気流パターンを再現する3Dコンピュータモデルを開発した。 これまで報告…詳細を見る -
太陽光で有害なマイクロプラスチックを分解――光触媒ナノコーティング技術を開発
スウェーデン王立工科大学(KTH)の研究チームが、「CLAIM H 2020プロジェクト」の一環として、可視光応答型の不均一系酸化亜鉛(ZnO)光触媒のナノコーティング技術を開発し、低密度ポリエチレン(LDPE)マイクロ…詳細を見る -
ガスからクラックのない1立方cm級単結晶ダイヤモンドを作製――パワー半導体への応用により飛躍的な省エネ社会を実現 NEDOと産総研
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と産業技術総合研究所(産総研)は2019年3月20日、世界で初めて、ガスからクラックのない1立方cm級の単結晶ダイヤモンドの作製に成功したと発表した。 パワー半導体の材…詳細を見る -
空中警戒から電子戦まで――AIを使って有人機との連携ミッションも可能なボーイングの最新軍用ドローン「ATS」
ボーイングは2019年2月27日、最新の軍用ドローン「ボーイング・エアパワー・チーミング・システム(ATS:Airpower Teaming System)」の模型をオーストラリア国際航空ショーで発表した。単機による自律…詳細を見る -
国内ディスプレイ市場、年1~2%成長で推移――東京五輪関連、インバウンド需要で受注増も、人材不足、低収益性が課題 矢野経済研究所調査
矢野経済研究所は2019年3月19日、国内のディスプレイ業界やその関連業界を調査し、その市場規模や業界動向、および将来展望を発表した。同社の推計によると、国内ディスプレイ市場規模は2017年度に前年度比101.3%の1兆…詳細を見る -
センサー世界市場、2022年には7兆7000億円に――RFID、TOF、超音波センサー、いずれも大幅成長見込む 富士キメラ総研調査
富士キメラ総研は2019年3月19日、RFID、TOF(Time Of Flight)、超音波センサーなど、IoT環境の実現に向けてさまざまな分野で採用が進むセンサーの世界市場について調査した結果とその将来予測を、「20…詳細を見る